今回お話を伺ったのは、岡山県で元気いっぱいの男の子ふたりと暮らすご夫婦。
お二人とも戸建てで育ったこともあり、「いつかは家を建てたい」という思いがずっと心の中にあったそう。
アパート暮らしが少し手狭に感じはじめたころ、以前から気になっていた土地が価格改定されたのをきっかけに、家づくりへの気持ちが一気に前進。
いくつかの住宅メーカーを見てまわる中で出会ったのが、ライフデザイン・カバヤの手掛ける、WEB上で手軽に家づくりができる“KABACO”でした。
「コストも、内容もちょうどいい。でもせっかく建てるなら、もう少しこだわりたい気持ちもあって……」と感じていたときに、“KABACO toolcustom”が販売開始されたのを知ったそう。
「ナチュラル系のインテリアが好きな妻の好みにぴったりで、『これだ!』と思ったんです」(なんてうれしいお言葉……!)
“KABACO toolcustom”って?
“KABACO toolcustom”は、あらかじめ用意されたプランをベースに、WEB上でシミュレーションしながら内装や収納の有無をカスタムしていける規格住宅。
シンプルでベーシックな設計に、素材感や使い勝手にこだわったカスタムメニューが揃っていて、「これほしい」「これはいらない」と直感的に選びながら、無理なく自分たちらしい暮らしを形にしていけます。
ご夫婦はどんな選択をして、どんな暮らしを育んでいるのか。さっそくのぞいてみましょう。
暮らしをつくる、ひとつひとつの選択
“KABACO toolcustom”の最大の特徴は、家の中心となるLDKに、構造材をあえて見せた“現し天井”を採用していること。
ガスコンロを選ぶと、防火の観点から天井仕上げ有りの仕様になりますが、奥さまはこの現しの雰囲気を気に入り、IHヒーターと天井現しの組み合わせを選択されました。
「この剝き出しの感じ、配線や印字がそのまま見えているところがいいなと思って」と奥さま。
天井を仕上げないことで空間に高さが生まれ、構造材の素直な表情を楽しめる、ラフで温かみのある雰囲気に仕上がっています。
暮らしとともに味わいが深まっていく自然素材を取り入れているのも、このシリーズならでは。床にはオーク、開き戸にはシナ、キッチンにはバーチなど、使い込むほどに風合いが増す素材を、標準仕様として採用しています。
家具のような佇まいの木製キッチンのまわりには、奥さまが少しずつ集めてきたという栗の木のチェストやカウンターテーブルが。どれも空間にしっとり馴染み、やさしい一体感が生まれています。
コンロ脇には、料理中にさっと手が届くよう、『ハンガーバー』を標準装備。お気に入りのツールを目に見えるところに掛けておける楽しさも。壁面には小ぶりなサイズが愛らしい『ピクセルタイル』を採用。毎日の調理風景をやさしく彩ります。
キッチンの背面には、ご夫婦がカスタムメニューから選んだ、キッチンと同じ素材の『木製キッチンカウンター』とディスプレイ棚のセットが。大容量の収納に加え、“適度に見せる”を楽しめる余白を残した組み合わせがポイント。
お気に入りの器やお花が丁寧に飾られ、暮らしの温もりがじんわり滲み出ています。
ハンガーパイプにグリーンを吊るして彩りを添えたり、洗濯物のちょい掛けに使ったり。暮らしの中で頼りになる“あるとうれしい”存在です。
雑多なものはミラー裏にすっきり収納し、オープンな棚にはお気に入りの小物をディスプレイ。明るい木目とタイルの組み合わせが、住まい手の個性をやさしく引き立てます。
収納のないオープンな足元には、無印の収納ケースとワゴンを組み合わせてすっきりとアレンジ。
玄関収納を標準仕様でオープンなスタイルにしたのは、建物の企画段階から、お気に入りの靴や趣味道具が並ぶ風景を楽しんでもらえたら、という思いがあったから。
こちらのお家では、目線の高さの1段を飾り棚として活用。こいのぼりや兜といった季節の飾りが彩り、何気ない日常の中に、この家らしさがにじむ。そんな思い描いていた光景が広がっているのがうれしくて、なんだかほっこり。
リビングだけでなく、他の居室の開戸や収納の把手にも木製のアイテムを採用。使い込むほどに手に馴染み、愛着が増していきます。
木の柔らかな素材感が広がる空間に、『鉄の手摺』を取り入れてほどよいアクセントをプラス。
トイレにもさりげないこだわりを。『木のペーパーホルダー』に『ワイヤーラック』を組み合わせて、親しみやすさと遊びゴコロを。
奥さまの夢だった「広い庭」も、この家で実現しました。
テラスには開閉式のオーニングを設置して、BBQの準備もばっちり。「テーブルやチェアを置いて、庭でキャンプもしてみたい!」と、目を輝かせながら話してくださいました。
木製ブランコは、なんと奥さまがひとりで組み立てたそうで(!)、「仕事から帰ったら完成していて驚きました」とご主人もびっくり。「子どもたちがのびのび遊べる庭にしたくて」と、ご夫婦で少しづつ手を加えながら、庭づくりを楽しんでいる様子が伝わってきます。
庭に植えられているのは、まだ背の低い小さな苗木ばかり。アオダモやシマトネリコ、イロハモミジなど落ち着いた木々に加え、ブルーベリーやイチジク、スダチ、レモンといった実のなる樹種もたくさん。
さらに家庭菜園では、トマトやピーマン、バジル、オクラなど、季節ごとの野菜やハーブを育てているところ。植物好きな奥さま、「もりもり育ってくれたらうれしいな」と、庭の成長を楽しみにされていました。
季節のうつろいとともに緑が増え、暮らしもゆっくりと育っていく。そんな風景が目に浮かぶようです。
WEBで内装をシミュレーションできるので、実際の打ち合わせは2〜3回ほどで済んだそう。
「子どもがいると落ち着いて打ち合わせする時間もなかなか取れないので助かりました」と奥さま。ご主人も、「予算や土地に限りがあると凝った家づくりは難しいし、似たような家になりがちかも。シンプルな器に少しずつ自分たちのこだわりを加えていけるくらいが、自分たちにはちょうどよかった」と話してくださいました。
KABACO toolcustom
WEBでカンタンに家づくりができるサービスKABACO(カバコ)とtoolboxがコラボレーションした新築戸建プロジェクト。
https://kabaco-web.jp/lp/
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