家具が映えるフローリング。(180無塗装、現場塗装)(撮影:Masanori Kaneshita)

「ちょうどいいフローリング」を求めて

ちょうどいいフローリングがほしい。

さまざまなリノベーション現場でフローリング選びをするたびに、そんなことを思っていました。

でも、「ちょうどいいフローリング」って、どんなものだろう?

主張はあるけど空間に馴染みやすく、汚れや傷に強くて、でもちゃんと「木」を感じる質感。反りにくくて施工しやすく、新築でもリノベーションでも使いやすい。

そんなのあるの?と思いたくなる要求ですが、だったらつくる!がtoolbox。僕らが考える「ちょうどいいフローリング」を徹底的に追求してオリジナル開発した、オークの複合フローリングです。

主張はあるけど空間に馴染む。(120クリア塗装)

カジュアルで親しみのある床

リノベーションによるいろいろな空間づくりをしてきて気づいたのは、均質的な表情のフローリングよりも、板の表情にバラツキがあるフローリングのほうが、空間に馴染みやすいということ。

もともとの古さを活かしたリノベーション空間や、クラフト感あるアイテムや古家具をインテリアに取り入れた空間はもちろん、オフィスなどのシンプルな空間も、床に特徴があったほうが味わいが出る。

あらゆる空間の背景に。賃貸住宅での使用例。

そんなシーンで使いやすいフローリングを求めて、まずこだわったのは「節」でした。「節」は「木らしさ」を表現するポイントであり、フローリングに個性をもたらす要素でもあります。

こだわった「節」。

『ラスオークフローリング』は、節ありの板と節なしの板をブレンドして使っています。ワイルドでラフな印象を持つ黒パテ処理を施した節と、節なしのプレーンな板のブレンド率を調整し、理想のバランスに仕上げました。

板の長さが一定ではない乱尺仕様で調和のとれた空間に。(120クリア塗装)

板の長さもこだわったポイント。板の長さが一定ではない「乱尺」仕様とし、短い板と長い板の混ざり具合も徹底的に吟味。貼り上がりの空間に伸びやかさを与えつつ、心地よいリズムももたらすバランスを追求しました。この計算されたバラツキも大きな特長なんです。

きちっとしすぎていない親しみのもてる雰囲気が、さまざまな空間や暮らしを受け入れてくれるのです。

リノベーションで人気の高いオーク。(120クリア塗装)

質感良く、メンテナンス性も良く

表面に貼った単板は、特にリノベーションで人気の高いオーク。ほどよい硬さと見た目の柔らかさを持ち、フローリングの王道と呼べる樹種です。単板は厚さ2mmで、木のぬくもりをしっかりと感じられる厚みです。

「木」本来の表情を生かすために、仕上げの質感も徹底追求。

「クリア塗装」はUVウレタン塗装仕上げで汚れや傷に強く、賃貸やオフィスにもおすすめ。ピカピカのコーティングで木の質感を損ねてしまっているウレタン塗装品をよく見かけますが、ラスオークフローリングは塗膜にブラッシング加工を施して凸凹をつくることでツヤを抑え、オイル塗装のような仕上がりを実現しました。

お好みの色に着色できる