工事班の現場通信

キッチンや造作家具が組み上がり、完成が近づいてきた『studyroom#1』。内装仕上げはいよいよ大詰め！シャワーブースへのモザイクタイル貼りはさながらパズル。左官工事では、オリジナルの左官材を使って仕上げます！

今回、挑戦するのは「床リメイク」。フローリングを塗装して色を変えてみたり、既存の荒板を使って縁側をつくってみたり……。内装仕上げが追い込み段階に入り、目まぐるしく変化していく現場をレポートします。

内装仕上げのフェーズに突入した『studyroom #1』。既存フローリングをリメイクしていくにあたって、工事班が選んだ初手は「新しく溝を彫る」！また、2つに切ったキッチンは、ステンレス天板の「研磨」にチャレンジ。果たしてどんな表情に変わるのでしょうか。

大工工事が終盤に差し掛かった『studyroom #1』。今後の仕上げ工事に備えて、切って外していたフローリングの復旧と、切りっぱなしだった和天井のリメイク仕上げに着手。「和天井を切り抜いて折り上げ天井にする」というアイデアはうまく決着するのか⁈

いよいよ大工工事が始まった『studyroom #1』。壁や床の下地づくりが進む中、工事班は現場で細部の仕上げ方を検討。間柱はどこまで見せる？ブロック壁の荒々しい断面は見せちゃう？「リメイク」をテーマにしたリノベ、だからこその仕上げ方を考えていきます。

解体を終え、既存内装をリメイクしていくための“仕込み”も進んだ『studyroom #1』。続いての工事は、電気の先行配線と水まわりの先行配管。空間が仕上がってからではわからない床の下や壁の裏には、工事班と職人さんのこだわりと技が潜んでいました。

前回の解体で、既存のまま残したフローリングと和室の天井、キッチン本体。とはいえ『studyroom #1』のリノベテーマは「ReMake」。当然そのまま使うわけではなく……リメイクの足掛かりとして、切ってみることにしました。

既存の内装を極力活かし、手を加えながら変えていく空間づくりの実験『studyroom#1』。どこまで既存を活かせるのか、考えながらの解体工事が始まりました。

toolboxの新たな試み「studyroom」の第一号物件『studyroom #1』。“壊すこと”を前提にせず、既存内装に手を加えて空間を変えていく実験的リノベーションに、ツールボックス工事班が挑戦します。

ツヤや色むらが印象的な白タイルを使った洗面。棚板や天板の色は、古材のミラーに合わせて調色した。

自由に間取りを変えられる柱と梁に囲われたスペースを活用して家族4人の寝室に。将来的に真ん中に壁を設ければ子ども2人の寝室として使うことも。

ボタニカルな花柄のクロスを印象的に使ったトイレ。シナ合板と真鍮のやわらかな質感でバランスを取っています。

ショップのように整然とディスプレイされたウォークインクローゼット。あえて見せて収納することで物量を把握できるように。