リビングに入ると最初に目がいくキッチンは、好きなパーツを集めてお気に入りの空間に。

キッチンSETUP01」を見てくださったお客様から、中古物件購入後にキッチンを交換したいというご相談をいただきました。

その「キッチンSETUP01」をベースに、好きなパーツでカスタム変更をしたいとのご希望を受け、toolboxショールームへ足を運んでいただきながら内容を固めていくことに。

そんな形で打ち合わせを重ねた結果、白塗装の壁と白調のフローリングで構成された明るい空間に馴染むよう、『木製システムキッチン バーチ』と『フラットレンジフード ステンレス』を採用していただきました。

『窯焼きボーダータイル』の個体差による色ムラが深みを出しています。

壁面のタイルには、お客様がいつか使ってみたかったという「窯焼きボーダータイル バンブー」を採用。

水がかりの少ない壁の上部には「塗装のキッチンパネル マットホワイト」を合わせています。

タイルに合わせて壁の厚みを合わせることで一体感を出しています。

細かなこだわりですが、15mmというタイルの厚みに合わせ、上部のキッチンパネルも同じ厚みに。

タイルとパネルの間には、ステンレスの見切り材を入れることで、自然な繋がりになるよう考えました。

バーチ合板とステンレスの組み合わせ。優しい雰囲気です。

棚は、キッチン面材と同じバーチの合板を『棒棚受け 白ツヤ角』と合わせています。

木質の2段の固定棚には、お皿や植栽など、飾り棚としても使用していくとのこと。

住んでからどんな変化をしていくのか、今から楽しみです。

キッチンと棚はバーチ材で統一。上部がクールにならないよう、棚にも木の温かみを加えています。

今回は、住み替え前の部分リフォームとして、まずキッチン空間を変えていきました。今後も住みながら、洗面やお風呂などを順番に手を入れていき、時間をかけて自分好みの部屋作りをしていく予定だそうです。

ぜひ、その後の変化というのも、引き続きレポートしていきたいと思いました。

現場からは以上です。

改装前の様子。中央の食器棚が象徴的なキッチンでした。

(担当:モリムラ)

ツールボックス工事班|TBK

toolboxの設計施工チーム。

住宅のリフォーム・リノベーションを専門に、オフィスや賃貸案件も手がけています。
ご予算や目的に応じ、既存や素材をうまく活かしたご提案が特徴です。

 

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※毎週水曜日の13時から15時まで、東京・目白ショールームに施工チームがいます。工事に関するご相談も承っておりますので、この時間もご活用ください。

  • 「メタルスイッチプレート ダブルコンセント (WH)」は販売を終了しました。

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