おふたりが思い描いたのは、生活の気配がふんわりとにじむ、飾らない空間。

コンクリート打放しの天井や壁など、素材そのものの表情を生かしながら、気取らず、自然体で過ごせる住まいを目指しました。

フラットレンジフード』が、にぎやかな壁にすっと溶け込んでいます。重たいフライパンなどのツールはタフな『亜鉛メッキのマルチバー』に。

まず注目したいのは、ご主人こだわりのキッチン。

職業柄、キッチンへの思い入れが強いご主人が選んだのは、厨房を思わせる少し無骨な壁付けの造作キッチン。オープン棚は出し入れがしやすく、何がどこにあるか一目で分かる気持ちのいいレイアウトです。

既製のラックや引き出しを組み合わせ、スペースを無駄なく使う収納のアイデアも参考になりそう。

 

ラフな積層合板を軽やかに受け止める『棚受け金物』。モルタル壁との相性も◎

壁いっぱいにキッチン道具がずらりと並ぶ光景は、思わず見入ってしまうほど。

ダイニングとリビングで床材を切り替え、空間にさりげないメリハリをつくっています。

リビングでひときわ目を引くのが、奥さまの“基地”となっているロフト。

「ソファ以外にも落ち着ける場所がほしい。ちょっとこもれて、読書に没頭できるような」そんなリクエストから生まれたスペースです。

 

ロフトの上で本の世界にどっぷり浸ったり、階段に腰掛けておしゃべりを楽しんだり。ロフトの下はカーテンを閉めれば、秘密基地のようなこもれる空間に。

気分や過ごし方に合わせて居場所を選べる、 贅沢なひとときが流れます。

ミラーやドアハンドルのブラックが、空間を引き締める良いアクセントに。

洗面は廊下に設け、あえてオープンに。
壁とシンクはモルタルで統一し、白を貴重とした空間にラフな素材感をプラス。ほどよいコントラストが生まれています。

ラワンの壁に映える『アルミニウムブラケットライト』。素朴な佇いが空間に馴染み、リビングの入り口をやさしく照らします。

無骨な素材感のなかに、木のやわらかさがほどよく混ざり合う。ラフなのに、どこかほっとする空気が流れるお部屋です。

厨房のようなキッチンと、こもれるロフト。
それぞれの「好き」から生まれた居場所が、暮らしのあちこちに小さな楽しみをつくり出しています。

どんな時間があれば、自分は心地よく暮らせるだろう。
そんなことを、ふと考えたくなる住まいです。

ハコリノベ

ハコリノベ

『“ONE HOUSE FUN HOME”自分の想いを詰め込んだ、他のどこにもないその家で、日々の暮らしを楽しんで欲しい。』そんな想いをモットーに、不動産の仲介、販売、リノベーションをワンストップで行う会社です。
拠点は大阪と横浜。リノベーションのプロフェッショナルたちが、あなたのお家づくりをサポートします。

テキスト:八

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