壁式構造の団地物件を予算内で効果的に部分リノベーション。寝室や子供部屋・水回りはそのままに、リビングダイニングと収納のみに予算を注力しました。
構造以外の不要な壁はできる限り解体。元々和室だった床下地部分も解体して、リビング側と床のレベルの差を無くします。
床は新規に置き床で下地を作り直して、和室だった空間もフローリングでひとつづきに。スティルオークフローリングで全体を貼り替えました。
長方形に細長いリビング部分には立体感が生まれるように既存のキッチン前にカウンターを造作。カウンターの側板・背板の仕上げにはクラシックリブパネルを使用し、現場で着色をしました。LDK空間の雰囲気に一役買っています。
カウンター横にはちょっとした日用品を置けるような可動棚も設置しました。キッチン本体は手をつけずそのままですが、カウンターと可動棚を新設したことで雰囲気も使い勝手も収納力もアップしました。
元々押入れだったところは大容量のクローゼットに。扉はオーダーフラッシュドア ラワン3枚を引戸に加工して設置。引戸の中には枕棚も設置して、空間を最大限活用できるようにしました。
必要なところだけやればいい。そんなメリハリのあるツールボックスらしい工事案件でした。
現場からは以上です。
ツールボックス工事班|TBK
toolboxの設計施工チーム。住宅のリフォーム・リノベーションを専門に、オフィスや賃貸案件も手がけています。ご予算や目的に応じ、既存や素材をうまく活かしたご提案が特徴です。
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※毎週水曜日の13時から15時まで、東京・目白ショールームに施工チームがいます。工事に関するご相談も承っておりますので、この時間もご活用ください。
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