ダマスク柄を大胆に使った壁紙が印象的なこちらのオフィス事例。

ホワイトバーチ合板の扉に、シャープな「ヘキサレバーハンドル」を合わせて使っていただきました。

六角形をした台座部分に、飛行機の翼のようにシュッと伸びたハンドル。ニッケルのいぶし銀の輝きがさりげない。

ダマスク柄の壁紙のシルバーとも色があってますね。

照明のスイッチは「アメリカンスイッチ」のシルバーで。
近くでみると、壁紙のダマスク柄、シルバーのペイントで描かれているんです。

英国の伝統的な壁紙ブランド「FARROW & BALL」のアイテムです。toolboxで扱っている「ペイント壁紙」の柄シリーズですね。大胆な柄だけど、色合いが落ち着いていて、ホワイトバーチをはじめ、色々な素材とも合わせやすかったそうです。

会議室の中は、やさしいトーンのイエローとダマスクの壁紙で柔らかい雰囲気に。

このイエローのペンキも「FARROW & BALL」シリーズ。色がよく、実際の空間でみるとより深い味を感じるのだとか。

リラックスした雰囲気で会話もはずみそうです。

一方、執務スペースは、照明も昼白色でカチっとモード。

みなさんのデスクは「ヒノキ脚」を採用いただきました。天板はシナの合板で通常よりちょっと大きいサイズにアレンジして。こういう自由度が効くのもいいところと言っていただきました。

カーペットにオフィスチェア、モニターと黒いものが多い中に、ヒノキ卓の木の柔らかい色合いを組み合わせるだけで、ちょっとだけ肩の力が抜けますね。

ありがとうございました。

(来生)

苑設計・計画

一人は一級建築士、一人はモーションデザイナー(建築は副業)。二人でやっている事務所です。
ストーリーのある空間づくりを心がけ、素材に鉄やコンクリート、無垢材などの自然素材を使うことが多いです。

紹介している商品

  • 「ヘキサレバーハンドル」は販売を終了しました。
  • 写真の「ヒノキ脚」は仕様変更前のもので、現在販売しているものとは仕様が異なります。

関連する事例記事

緑と光、建築、家具。“素材の良さ”を引き立てる、やりすぎないヴィンテージマンションリノベ
緑と光、建築、家具。“素材の良さ”を引き立てる、やりすぎないヴィンテージマンションリノベ
一年待ってでも手に入れたかったのは、建築家・内井昭蔵が手がけた、森のような中庭を囲むヴィンテージマンション。築後50年を経ても色褪せない建物本来の魅力を尊重しながら、お気に入りの家具たちが主役になる空間にリノベーションしました。
「これがほしい」を選ぶだけ。WEBでつくる“自分仕様”の規格住宅
「これがほしい」を選ぶだけ。WEBでつくる“自分仕様”の規格住宅
「家づくりの楽しさを、もっと気軽に感じてほしい」そんな思いから岡山の住宅メーカー「ライフデザイン・カバヤ」と一緒に企画した、WEB上でシミュレーションできるセミオーダー型の規格住宅。その仕組みを使ってマイホームを建てられた、ご家族の暮らしをご紹介します。
初めての自邸リノベ。「好き」を頼りに組み立てていったtoolboxアイテムが彩る住まい
初めての自邸リノベ。「好き」を頼りに組み立てていったtoolboxアイテムが彩る住まい
toolboxのファンだという奥さま。カタログをめくるたびに「これもいいな」「あれも使ってみたい」と、気になるアイテムがどんどん増えていったそう。事例やイメージを見ながら空間を組み立てていくうちに、気づけば家じゅうにtoolboxのアイテムが散りばめられた住まいになっていました。
ワンルーム2戸を1戸に大胆リノベ。「吉祥寺ふたり暮らし」を始めたくなる、井の頭の森に佇む賃貸アパート
ワンルーム2戸を1戸に大胆リノベ。「吉祥寺ふたり暮らし」を始めたくなる、井の頭の森に佇む賃貸アパート
「住みたい街」として常に人気の街、吉祥寺。その人気の理由でもある井の頭公園に隣接したアパートが、今回ご紹介する物件。単身者向けのワンルームだった部屋を2戸繋げて、若いカップルや家族が心地よく暮らせる住まいにリノベーションしました。