お客様が暮らすのは、築44年のマンション。元の間取りからほとんど変えていないそうですが、床や扉はお手持ちの家具に合うよう、すべて無垢材に取り替えたのだそう。白い壁に木の質感が映えた、ほっこり柔らかな雰囲気に仕上がっています。
元々リビングに背を向ける形で取り付けられていたキッチンは、向きを90度回転させた上、形状をL字に変更。向きや形状を変えたことで、子供たちの様子を確認しながら料理ができるようになりました。
ステンレスの天板に、白いタイルをあわせたシンプルなキッチンには、自然素材の道具たちが飾るように並べて収納されています。仕舞われているものが全てシンデレラフィットしている、天板に置かれた木製の収納棚の美しい納まりに思わずうっとり。
元々ボードの裏に隠されていたという勾配の壁は、現しにすることで空間のアクセントにしたのだそう。
家族みんなの大量の洋服は、壁一面に取り付けたハンガーパイプに掛けて収納。上部に棚を設けたり、空いたスペースには衣装ケースを置いたり。デッドスペースのない見事な納まり。
カラフルなアイテムで彩られた子供たちの部屋。成長にあわせてレイアウトを変えられるよう、このお部屋は基本置くタイプの家具が使用されています。
「木×ホワイト」でつくられたシンプルな背景に、住まい手の好きが詰め込まれたかわいらしい住まい。無垢材同様、自然体のまま気持ち良い毎日が過ごせそうです。
(ヤマキ)
関連する事例記事
80㎡を二人でコンパクトに暮らす。子育てがひと段落した夫婦のアフターリフォーム
ツールボックス工事班が工事を担当させていただいた、お子さんのひとり立ちを見据えた暮らしを考えるリフォーム事例です。必要な場所とものを集約し、80㎡を二人の暮らしにちょうど良いスケールにまとめあげました。
予算の制約を個性に変える。既存の痕跡もパーツも家具も、“素材”としてコラージュした住まい
57㎡の古いマンションのリノベーション。限られた予算の中、現しのコンクリート躯体やハツリ跡も“内装を構成する素材”と捉え、パーツや家具、照明と、コラージュするように空間を“編集”した住まいをご紹介します。
118㎡に、旅の記憶と愛着を詰め込んで。宝箱のような海辺のヴィンテージマンション
L型バルコニーから海辺の街を見渡す、広さ118㎡の角部屋。世界各地から持ち帰った思い出の品々を、自分好みの色や柄で彩った“箱”に詰め込んでつくった、とことん私的なリノベーション空間をご紹介します。