侘び錆びを貼る
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商品名:
鉄錆シート |
鉄錆そのものをシート状にしました。 自由度が高く、裏面は粘着剤付きなのでカットして貼ればすぐにサビサビが手に入る手軽さが魅力です。 |
錆(さび)が持っている独特のザラついた表面、変化に富んだ色合いは経年を感じられてカッコイイですよね。toolboxショールームでも、看板の釘や鉄板で作った花壇の囲いをわざと錆させて、その質感を利用しています。
そんな錆の良さ。じつは手軽な方法でインテリアに取り入れる事ができるんです。
ご紹介する【鉄錆シート】は特殊な構造で「本物の鉄錆」を薄くシート状にしたもの。使いたいところに貼るだけで、リアルな錆の質感を取り入れることができる発明的なシートです。製造は1枚1枚手づくりされるため、風合いの差や様々な模様が自然と生まれます。そのムラが錆のリアリティをさらに高めています。
次第に錆が進行して表情が変化するのも本物が故。貼ってからもまるで無垢の金属のように錆が育つ過程が味わえる、生きた素材なんです。
無垢の金属は固くて重さがありますが、【鉄錆シート】は薄いシート状なのでハサミやカッターで簡単に切ることができます。
裏面には粘着剤がついているので、貼り方はローラーで圧着するだけ!DIYでも手軽に扱うことができます。
壁の広い面やサッシの細かいパーツなど、貼るときにコツを必要とする場面はあります。ただし、部位ごとに小さく切り取れたり、曲面に対してもドライヤーで熱することで貼ることができたり、無垢の金属とは違う自由度がこの素材の可能性を広げています。
シートは鉄と銅の2つの素材をご用意。鉄は鉄錆ですが、銅の錆は緑青(ろくしょう)と呼びます。
その字の通り、表面がきれいな緑青色をしているのが銅の錆の特長です。身近なところでは鎌倉の大仏や自由の女神が緑青で覆われています。
商品のラインナップは鉄錆が、濃い色の「焦茶」と乾いた印象の「黄土」の2タイプ。緑青は、模様が入る量によって「緑青 多め」と「緑青 少なめ」があり、さらに水玉のような柄の「緑青 玉もよう」の3タイプ。
幅は鉄錆が1,100mm、緑青が1,010mmとなり、貼るボリュームに合わせてそれぞれ1m、2m、3mの長さから選ぶことができます。
おすすめはドアや家具の扉、壁などのフラットな面。鉄板や銅板でイチから作るとなると大変ですが、既存の建具や壁に貼るだけのこのシートなら、新しく作ること無く模様替えができます。
自動扉やレンジフードといった、鉄に向かない場所に貼るのも意外性があって面白いかも?隙間に雨水が入らないようにしっかり貼れば屋外でも使えるので、文字を切り抜いて看板や表札にも使えます。
大きな面に貼って余ったシートも、スイッチプレートやポスト、インターホンなどの小さなスペースに有効利用。気がつけば他に貼れる場所がないか探しているなんて事に。
シートの表面はクリアコート層で保護されていますが、直接触れると錆の粒が落ちることや衣類に付くことがあります。また、粘着面は強粘着のため、貼るときや場所を決めるときには十分ご注意を。
インダストリアルなインテリアとの組み合わせはもちろん、凛とした和室にもスッとマッチする【鉄錆シート】を貼って、空間に錆(サビ)を効かせてみては。
(担当:石田)