こちらの商品は、2020年2月28日をもって販売を終了しました。
写真でなかなか伝わらないのが残念ですが、こちらのフローリングはその手触りが自慢です。手触りと言っても木の優しい手触りと言うより自慢したいのは人の手が加わったなんとも言えないデコボコ感。こちらのフローリングは加工を人の手で、しかも「ノミ」で行っているため、表面に適度な荒さが残っているのです。
要するに表面が若干デコボコしている訳ですが、「うずくり」とも「スクラッチ」ともちょっと違う「手刻み」という表現が一番近い加工。ガサガサに荒いわけではなく、ノミで頑張って平らにしようとした結果の平らなので、 ケガをしたり靴下が引っかかるような凶暴さは全くありませんのでご安心を。なんせ写真ではあまり表現できない程ですので。
使用している板は、程よい節と、程よい板目のあるオーク材。
当然ながら天然木のため一概に他のオーク材との違いを文章化することは難しいのですが、節の数やその強さ、板目の強さもほんとに「程良い」といった具合なんです。
荒すぎも不安、アッサリしすぎも不安というなんとも煮え切らない方にピッタリのフローリング材なのです。
また、メンテが気になる方にも嬉しいウレタン塗装済みのフローリングですので、相当な使い方をされない限り、通常の汚れはささっと拭き取れます。
通常、ウレタン塗装品は表面がピカピカしてなんだか安っぽい表情が出てしまいますが、こちらのウレタン塗装はつや消しのウレタン塗装品。その上、機械でつるつるスベスベにされた表面加工と違い、表面が若干ですが凹凸していることによって光が柔らかく拡散し、その結果ウレタン塗装品とは思えない程マットな貼り上がりとなっているのです。
上記の特徴から、無垢を貼りたいのにメンテが気になる賃貸物件のフローリングとしては特におすすめの一品です。無垢のフローリングに住みたい入居者さん、メンテが気になってなかなか導入に踏み込めないオーナーさん。
そんな両者の思いを繋げてくれるフローリングが故に、我々も賃貸物件のリノベーションでは重宝しているフローリングです。賃貸のみならず、ご自宅のフローリングにも是非ご検討ください。
(担当:ヒトスギ)