オープンな収納に、本や服、雑貨など、好きなモノを飾るように並べたい。そんな憧れを持っている方は多いのではないでしょうか?でも、きれいに見えるように維持するのが大変そう……という思いも。そんなジレンマを解決するヒントをくれるのが、今回ご紹介するお宅。

約70平方メートルのマンション住戸をリノベーションしたこちらのお宅。玄関を入ると出迎えるのは広い土間。自転車にアウトドアチェア、本がずらりと並んだ壁付けのシェルフ、コートや帽子が掛けられたハンガーラック。右奥にはクローゼットも見えます。

真ん中がくり抜かれたラワンの壁は……?と思って覗き込むと、中にはベッド!オープンな寝室に、オープンなクローゼット。完全に閉じることができる空間は、トイレと浴室しかないそうです。

マンションの共用通路と玄関土間側に窓を開けたベッドルームは、上部もオープン。こもり感と開放感が同時に味わえる間仕切りのアイデアですね。

ベッドルームに出入りする側の上部には、〔アイアンハンガーパイプ〕のブラックを取り付けていただきました。布を掛けて目隠ししたり、小物を掛けて飾ったり。どんなふうに使われるのでしょうか?

横方向に抜け感があるLDK。キッチンの高さと壁のオープンシェルフの高さが揃っているので、水平に視界が広がるし、すっきり感の演出にもなっています。壁のシェルフの棚受けは、黒皮仕上げの鉄で作られた「リングの棚受け」。棚板はラワンの積層合板です。

こちらもラワンの積層合板で造作したキッチンは、ステンレス天板のラインがシャープです。吊棚はラワン合板の棚板を寸切りボルトで吊るしていて、ボルトを黒皮鉄風に塗装した丸パイプで隠しているそうです。モノの転落防止に使っているのは、「ハンガーバー6φ 鉄」です。

そろそろお気づきでしょう……。いろんなモノがオープンなのに、スッキリ見えるその秘密。それは、各所の素材と色味を統一していること!

ラワン合板で統一した造作物と、黒でまとめた各所の金物。配線ダクトレールやスポットライトも黒で揃えられ、壁は白とグレー、フローリングもオイル塗装したラワン合板の色味に揃っています。使う色味を絞っていることや、目線高さにモノが見えないように造作物をつくっていることも、「オープンな空間なのにスッキリ」が叶っている理由です。

リビングスペースの隅、グリーンが置かれたところは小さな土間になっています。上には〔アイアンハンガーパイプ〕が付けられていて、ここにもグリーンを吊るしたら家の中に庭があるようになりそうですね。

お気に入りのモノを愛でる暮らしと、スッキリした空間での暮らし。その両方を叶えるこんなアイデアがあるんだと、とても勉強になった事例でした。

こちらの事例の詳細は、imageboxでもご覧いただけます。

(サトウ)

ゼロリノベ

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株式会社groove agentが運営するリノベーションサービス。「大人を自由にする住まい」をコンセプトに、家を買うことで自由になる「家のさがし方」「家のつくり方」を提案。
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