戸建リノベでコンロとシンクが別のII型キッチンへ、イメージは無骨な感じにしたいけど使い勝手も大事。

普段からグラフィックやイラストを描くお仕事をされているお客様。キッチンをゼロから作っていいとなると、そりゃぁ気合も入ります。

仕上がりは……!!!

天井仕上の木、アイアン、赤、青と個性的なカラーも目をひきますが、「フラットレンジフード」と「オーダーキッチン天板」のステンレスがバランスよくまとまってますよね。

オーダーキッチン天板」は あらゆるデザインとレイアウトにお応えできる自慢の商品ですが、まだまだ進化を遂げています。今回は2020年より新たに加わったオプションである「バックガード」「水返し」、特注製作である「ダブルシンク」をご依頼いただきました。

今回お客様が作成された「ダブルシンク」図面はこちら。

これ、だけで(と言っては語弊があるかもしれませんが)お客様だけのキッチン天板が製作できるってすごくないですか? おこがましくてすみません。

もちろん、このキッチン天板を汲み取って施工していただいた職人のご協力も欠かせないのですがお客様自身が主導してこのキッチンを作り上げてくださったことが嬉しいです。

細かく見ていくと、遊び心とその納まりが絶妙なんです。

コンロ前は「古窯70角タイル」のミッドナイトブルー。タイルの厚みを考慮して下地調整され、壁面と面が合うように。またタイル間に縦に可動式棚柱を仕込み、フックなどを掛ける手がかりにしたとのこと。

もちろん必要であれば棚の設置も可能、まさに「仕込んだ!」感じで好きです。

洗面は集成材で組んだカウンターに「スクエア洗面器」のローライズを、「水彩タイル」のボーダー ネイビーブルーも。窓、ミラーキャビネット、引き出し、棚と様々な要素があるのにスッキリ見えして気持ちがいい空間です。

使い心地はいかがでしょうか?
またお話お聞かせください。

(豊田)

オーダーキッチン天板について

  • 「バックガード」は、壁面側の1辺に50mmの立ち上がりをつける仕様です。ご注文の際は商品ページよりプルダウンでご選択いただけます。
  • 「水返し」は、手前側 1辺に幅25mm、高さ3mmほどのささやかな加工を加えることができる仕様です。ご注文の際は商品ページよりプルダウンでご選択いただけます。
  • 「ダブルシンク」をご希望の際は、追加位置を記載した各商品ページからダウンロードできる「製作依頼書」をお送りください。

関連する事例記事

“引き戸”と“引き算”でデザインした、わたしたちの心地よさ
“引き戸”と“引き算”でデザインした、わたしたちの心地よさ
LDKと寝室を仕切るのは、壁でもドアでもなく、ガラスが嵌め込まれた引き戸。寝室の天井をLDKより少し下げたり、素材や要素を厳選したり、照明の数を絞ったり。“引く”をキーワードに、自分たちの“ものさし”で心地よさを形にしたリノベーション事例をご紹介します。
「長く住む家」だから、着飾りすぎず、シンプルに。変わっていく暮らしを受け入れる“素地”の家
「長く住む家」だから、着飾りすぎず、シンプルに。変わっていく暮らしを受け入れる“素地”の家
着回しが効く、長く付き合える一着を選ぶように。つくり込むのではなく、暮らしのベースをつくる感覚でリノベーションして、これからの暮らしに寄り添い続けてくれるマイホームをつくった事例をご紹介します。
「リメイク」なリノベ第2弾は施主と一緒に挑戦!アーティストの感性と昭和デザインがミックスしたアトリエ兼住居
「リメイク」なリノベ第2弾は施主と一緒に挑戦!アーティストの感性と昭和デザインがミックスしたアトリエ兼住居
「studyroom#1のようなリノベがしたいんです」から始まった、フランス人アーティストとツールボックス工事班のコラボレーション。既存の内装を“素材”として活かす「リメイク」なリノベーションと施主の感性が融合した、アトリエ兼住居をご紹介します。
住宅を再編集。間取りはそのまま、剥がす、置く、暮らしを試す、大阪・ローカルの街の宿
住宅を再編集。間取りはそのまま、剥がす、置く、暮らしを試す、大阪・ローカルの街の宿
大阪の下町にある一部屋の宿。もとはごく普通の3LDKだった住宅を、間取りを一切変えずに「泊まれる場所」へと生まれ変わらせた宿の紹介です。