小屋裏が広く抜けた景色が印象的な、開放感あふれるリビングダイニング。
光と風が通り抜ける気持ちいい空間が広がります。

勾配天井のところだけあえて仕上げを切り替えることで、立体感がより際立っていますよね。自然と視線が上に向きます。

躯体現しが建物の特徴を際立たせます。思わず見上げたくなる。

そんなリビングダイニングに設けられたキッチンは、コンロとシンクが分かれたいわゆるⅡ型と呼ばれるタイプ。作業スペースが広くとれるため、どちらも料理がお好きなご夫婦など、複数人やお子様と一緒に料理を楽しみたいという方に向いているキッチン配置です。

こちらのキッチンに、天板サイズからシンク・コンロの位置の指定まで、現場環境にあわせて自由にオーダーいただける「オーダーキッチン天板」を採用いただきました。

高級感のあるタイルですっきりまとめつつ、ダイニング側を向いたカウンターの腰壁には、リブ材をあしらうことで、北欧家具のような雰囲気に仕上げています。

ダイニングの家具との相性もばっちり。

陰影が美しい。

アイテムの取り入れ方にも参考になるポイントが。照明やパーツ等、ところどころに真鍮を散りばめることで、凛とした空気が漂います。

躯体現しの荒々しい表情や剥き出しの配管のおかげでクラシックな雰囲気がいいかんじにくだけて、上品さと親しみやすさが共存する空間に。素材の取り入れ方で、空間の印象を上手にコントロールしていますよね。

すてきな事例をお送りいただき、ありがとうございます!

(ヤマキ)

  • 写真の「フラットレンジフード 壁付け型 W750 ホワイト」は仕様変更前のもので、現在販売しているものとは仕様が異なります。(仕様変更前:全艶塗装 → 仕様変更後:2分艶塗装)

関連する事例記事

個室は必要な時につくる。自由に間取りを変えられる住まい
個室は必要な時につくる。自由に間取りを変えられる住まい
家づくりにおいて切っても切り離せない、ライフスタイルの変化。同居人数が増えたり減ったり、個室が欲しくなったり、いらなくなったり。人生が進む限り、暮らしの在り方は変わり続けます。 今回は、お子さんの成長を見越した家づくりをフィーチャー。
南北の路地を結ぶ、2つの庭と土間。ゆるやかに街に開く家
南北の路地を結ぶ、2つの庭と土間。ゆるやかに街に開く家
南北を路地に挟まれた特徴的な敷地に立つ家。土間やテラス、出窓を介し、ゆるやかに街に開いた新築戸建ての事例をご紹介します。
差し色に妙あり!意外な部分を配色の味方に
差し色に妙あり!意外な部分を配色の味方に
巾木、床の見切り材、タイルの目地……時に“脇役”ともされてきた要素を味方につけて、オリジナリティ溢れる配色に仕上げたお家をご紹介します。
思い出を住み継ぐ、二世代目のリフォーム
思い出を住み継ぐ、二世代目のリフォーム
ツールボックス工事班が工事を担当した、戸建住宅のリフォーム事例のご紹介です。既存の雰囲気を壊さないようにしながら設備をアップデートして、家族が快適に暮らせるように整えていきました。