塗装面積 | 約2㎡(1度塗り想定) |
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種類 | 油性塗料 |
重量 | 220g |
プロからDIYユーザーまで幅広い層に支持されている、赤い缶が目印の「ワトコオイル」。
木材の表面に被膜をつくらず、木の内部へとオイルが浸透していくので、木本来の木目や質感を保ちながら好みの色味に変化させることができる植物油ベースの木部用オイルです。
無塗装のフローリングや建具などの仕上げにはもちろん、ツーバイ材、ラワンやシナなどの合板も、オイル塗装のひと手間を加えると、見栄えがグッと変わります。
全7色展開で、異なる色同士を混ぜ合わせて、オリジナルカラーを作り出せるのも魅力の一つ。こちらは薄めのブラウン色になるミディアムウォルナット。小さめな200ml缶なのでちょっとした範囲の塗装におすすめの容量です。
おすすめの配合は、toolboxスタッフが「ラワン色」と呼んでいる「ミディアムウォルナット」と「チェリー」を1対1で混ぜたカラー。使い方によって、大人っぽくも、レトロな雰囲気にもなる赤茶のラワンのイメージです。
最近は、白ラワンと呼ばれている白っぽいラワン材しか手に入らないことも多いので、そんな時はtoolboxではこの配合で着色して商品を仕上げています。
最初からオイルを混ぜて塗る方法もありますが、一度塗りと二度塗りで使うカラーを変えて、色の重なりによって複雑な色をつくり出すこともできます。最初に塗った色の方が木に染み込みやすいので、強く出したいカラーを最初に塗るのがおすすめ。
ワトコオイルのカラー名は、実際にある木の色味が由来になっていますが、塗る材によって仕上がりの色味は変わってきます。カラー名は参考程度に留め、本番塗りの前に塗る材の端材や目立たない箇所などに塗って、まずは仕上がりの色味を確認することをおすすめします。
また、表面を粗めに仕上げている材はオイルが染み込みやすく、色が強く出やすいのでご注意を。そんな時は「ナチュラル」を用意して、絵の具に水を混ぜるように薄めるテクニックを覚えておけば安心です。
塗装する面のゴミ、油分、錆び、カビ、ワックス、剥がれかかった古い塗膜などを事前にきれいに取り除きましょう。
木下地の場合は、表面の凹凸を落とし滑らかになるようにサンドペーパーを使ってヤスリがけをしてから塗装してください。
ワトコオイルの塗装方法は、toolboxの「how to make」記事でも詳しく説明していますので、良ければあわせてご覧ください。
・ワトコオイルをガラス引き戸に塗ってみた
・オイル塗装してウェット研磨で天板を仕上げてみた (ワンランク上の滑らかな仕上がりを求める方向け)
沖縄への輸送は船便となるため、通常納期に加えて、発送からお届けまで約1週間かかります。(塗料が空輸不可のため)
塗装可能なものは、無塗装の木材です。
ペンキやオイル、ニスなどで既に塗装されている製品や、木目などのプリントが施してあるプリント合板には塗装できません。
自然発火防止のため、塗料が付着したウエスは必ず水に浸してから捨ててください。
塗装前に必ず塗装する同じ材に試し塗りをして仕上がりの色合いを確かめてください。木の種類によって色の仕上がりが違うためです。
火気厳禁です。換気をよくしてください。