連なる木
小さな木片を接合してつくられる集成材。梁や桁、階段材からドア、ワークデスクまで、私たちの身の回りで広く使われています。
強度があって、狂いが少なくDIYでも扱いやすいなど様々なメリットがありますが、何よりもリズミカルに連なる賑やかな木目模様に惹かれます。
例えばデスク周りに鮮やかなカラーパーツ組み合わせて。ビビットな色味と賑やかな木目模様は、見ているだけで心がスキップするような楽しい気分になってきます。
無塗装のものに、自分で色を重ねてみたりと、木そのものとして取り入れるよりも、少し冒険して取り入れてみるのはいかがでしょう?
木の板だからと、身構えることなく、遊べる素材として付き合いたい。自由な発想に応える『フリーカット集成材』です。
欲しいサイズにオーダー、丸天板も
作成できるサイズは幅はなんと最大4m!10人以上座れる大きなダイニングテーブルや広いキッチンカウンターもつくれてしまいます。
長さのある面をつくれるのも、品質が均一で反りの発生が少ない集成材だからこそ。無垢材のように樹種の個性を味わえる木質材料でありながら、割れや反りの心配が少なく付き合うことができます。
丸天板であれば直径300〜1200mmと、ちょっとしたお盆サイズから4人で囲むダイニングテーブルまでつくれます。
厚さは25〜40mmまで4種類から選択可能。部屋の雰囲気や、脚・棚受けなどのパーツと合わせて良いバランスを探してみてください。
色と風合いで選べる5つの樹種
広く使われる集成材は、樹種も数多く存在しますが、今回ご紹介するのは色と風合いが少しずつ異なる5つの樹種。
「ナラ」「タモ」「ウォルナット」は家具として最もポピュラーな樹種。ひとつの空間の中で、他の家具や造作部分と色味を合わせて考えていただけるように取り揃えました。
「ラジアタパイン」「レッドパイン」は柔らかく加工のしやすい樹種としてラインナップ。塗装をしたり、後からカットするなど、自分で加工を施したい時にもおすすめです。
色とりどりに使ってみる
塗装は無塗装のほか、汚れに強い「ウレタン塗装」も選択できます。水拭きもできてお手入れ簡単。洗面や手洗いカウンターなどにはこちらの塗装が向いています。
もちろん、「無塗装」にご自身で塗装をするのもおすすめ。
木本来の色味を活かしたいなら『蜜ろうワックス』や『ワトコオイル』のクリアで。木の印象を変えたい!という場合にはカラー塗装をするという手もあります。オイルステインで木目を残して全面に塗るもよし、木口にポイントで取り入れるもよし。
色味を足しても負けない、木目の賑やかさが出せるのは「フリーカット集成材」ならでは。「木」という枠にとらわれず、オリジナルな一枚に仕上げてみるのも、また楽しみだと思います。
ここまでやって、届きます
サイズや塗装だけでなく、穴あけ加工や面取り・角丸加工まで応えます。「こうしたい」という理想の形に沿ってオーダーしてください。
より完成度を高めたい方は「面取り加工」と「角丸加工」にもご注目!数値が大きいほど丸みを帯び、職人さんが一点ずつ仕立てるような家具の印象に。
木の柔らかな一面を立たせたい時は丸みを帯びた加工に。タイルなど硬質な素材の中でエッジを際立たせたい時はピン角でなど、数値も細かく指定ができるので、周囲の雰囲気に合わせてディテールを選択してください。
好みのアレンジに応える「フリーカット集成材」。自分仕様のデスクや棚づくりに、気軽にトライしてみてはいかがでしょう。