普段から地球環境の大切さを考えられているお施主様が、家を建てる上でこだわったこと。それは、「将来子供たちに残すことになるこの家も、地球環境に負担のないものにしたい」というもの。
「そんな想いに共感し、リノベーションを通じてできることを一緒に考えた家づくりになりました。」この家の工事を担当した設計者はそう振り返ります。
既存のまま利用できるところは綺麗に再利用し、天井や壁はビニールクロスは使わず全面板張りとしたり、水回りはクッションフロアの代わりにタイルを使用したりと、使用する素材は自然素材のものにこだわりました。
造作した台に『オーダーキッチン天板』を載せて作られた、木の優しい風合い漂うキッチン。季節の移り変わりを大切にされている様子が、ダイニングに飾られた一輪差しからも感じられます。
使用する照明も、和紙やガラスなど自然素材のものをセレクト。
もともと和室だったお部屋は、玄関から入ってLDKとつながる大きな土間空間に。家族の趣味の道具たちが、壁面を賑わせています。
子供たちの遊び場として、趣味の道具のメンテナンスの場所として。様々に利用できるスペースです。
土間に設けられた縁側は、LDKだけでなく外部にも繋がるように設計。大開口の窓から光や風を取り入れながら、庭づくりや四季の移り変わりを思う存分楽しめます。
自然を慈しみながら日々を穏やかに過ごされている様子が、写真からもひしひしと伝わってきます。その考えは、きっと子どもたちにも、家とともにしっかり受け継がれていくことでしょう。
紹介している商品
関連する事例記事
解体途中の部屋を引き継いで、自分仕様に育てていくように。“既存残し”で個性をつくった賃貸リノベ
鉄筋と断面が剥き出しになったコンクリート、木毛セメント板の壁に、ステンレス天板だけのキッチン。まるで“解体途中”のような部屋には、住む人が“愛着を持って長く住める”工夫が詰まっていました。
レンガに古材、アンティークドア、30年愛用のオーダー家具。新築だけど“真新しくない”、長く付き合える素材でつくった家
「新築の家」と聞くと、真新しくピカピカの素材でつくられた空間を思い浮かべるかもしれません。でも、今回ご紹介するのは、新築でありながら、長い年月を経てきたかのような味わいを持つ家。一つひとつの素材を丁寧に選び、時を重ねることが楽しみになる。そんな家づくりをご紹介します。
間取りはほぼそのまま。でも、暮らしやすさは大きく変わった。住み慣れた家を「整える」リノベーション
ジャン・プルーヴェのテーブルや照明、天童木工の椅子に、イームズチェアとアアルト。6年住んだマンションを、名作家具たちが引き立つ空間へとリノベーションした住まい。数年暮らして感じていた「こうだったら」という思いと、子どもの成長という「これから」の暮らしを反映し、住み心地を大きくアップデートしました。