壁式構造で、間取りを大きく変更出来なかったというこちらの事例。そんな制約がある中、色味や素材の使い方で開放的な雰囲気をつくり出しています。

温かみのある木のフローリングや収納、ブルー系で統一されたファブリックやキッチンは北欧の雰囲気を連想させます。爽やかで明るい色味を採用するだけでも空間を広く感じますよね。

幅広なフローリングを奥の部屋に入り込むように貼っているのもポイント。

扉を開け放てば、自然とフローリングが部屋と部屋を繋いでくれるので、広々とした印象を与えます。

扉には全て引き戸を採用していて、開けっぱなしにしても邪魔にならない造りとなっています。更に引き戸の高さを天井までとすることで、扉というより壁のような存在に。

開口部は躯体が少し見える仕上げとなっており、程よい抜け感が出ています。

北欧テイストなカラーリングのキッチンに合わせたのは『フラットレンジフード』。

カラーは黒を採用して、空間を程よく引き締めています。

こちらのトイレには『木のペーパーホルダー』を採用。

家全体でのキーマテリアルである木を空間に取り入れ、居室の雰囲気と統一しています。

洗面所には、『壁付けセパレート混合水栓』、『アイアンスタンドシンク』を採用頂きました。

シンプルなアイテムは良い意味で主張しないので、とてもすっきりした印象を与えてくれます。

シンクの足元に空間ができる点も、空間を広く感じさせています。限られた空間を極力広く見せたい今回の物件にはぴったりのアイテムですね。

間取りを変えられない条件でも、建具や素材の統一感を出すことで広さを演出できる。随所にアイデアが光る物件の紹介でした。

(サギサカ)

studio niko / 笹本直裕 + 佐藤研也

東京と故郷である仙台の二拠点を中心に活動する二人組。
賃貸物件の1棟改修、分譲住宅、シェアハウスといった事業性とデザインが複雑に絡む案件から、拘りを実現する戸建て住宅や飲食店、アートギャラリー、展覧会の会場構成まで。分野に限定されない設計活動を続けています。

「多層的な発想と経験をもとに1件1件の企画・設計を丁寧に進めたいと考えています。」

株式会社リビタ

株式会社リビタ

「くらし、生活をリノベーションする」をコンセプトに、既存建物の改修・再生を手がける会社として設立。
「次の不動産の常識をつくり続ける」を経営ビジョンに掲げ、一棟、一戸単位のマンションや戸建てのリノベーション分譲事業やリノベーションコンサルティング事業、シェア型賃貸住宅や商業施設の企画・運営、PM・サブリース事業、ホテル事業を手がけています。

  • 写真の「壁付けセパレート混合水栓 洗面用 クローム L178」は仕様変更前のもので、現在販売しているものとは仕様が異なります。

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