毎日の身支度をする場所としてはもちろん、洗濯物の下洗いをしたり家事する場所として。(写真の洗面器は旧仕様)

洗面室を家事の拠点に

毎日使う洗面台。その洗面台の天板が広々としていたら、気持ちがいい洗面室になると思いませんか?

日々の暮らしに身支度はつきものなのに、家づくりの際にはちょっとないがしろにされがちな洗面室。さらに、洗濯機があって、掃除道具や洗剤が置かれていて、衣類やリネンも収納されていて……と、洗面室って実は“家事の拠点”だと思うんです。

そんな、“家事の拠点”にふさわしい洗面台を作りました。その名も『ワークカウンター洗面台』。カウンター天板の幅は、設置する空間に合わせて決めることができ、長めにすれば作業台として活躍。引き出しと棚も付いています。

洗濯物の下洗いができたり、アイロンがけをしたり、洗濯物を畳んだり。カウンターで家事をするのはもちろん、グリーンやお気に入りの雑貨で飾ってみたり、メイク台として使うのもいいですね。

洗面室が気持ち良く過ごせる素敵な空間になっていたら、毎日の身支度も洗濯などの家事も、ちょっと楽しくなるはず。

「洗面室」の可能性を広げる、一台で何役もこなせるマルチな洗面台です。

アイロンマットでアイロンがけをしたり。(写真の洗面器は旧仕様)

使い勝手と愛着の両立を求めて

カウンター天板と引き出しの前板は、タモの幅はぎ材で雰囲気よくしつらえました。水濡れ対策にウレタンクリア塗装を施しています。

シンクは陶器製で、シンプルなスクエア型。外形の幅は545mm、奥行きは480mmで、洗顔はもちろん、洗濯物の下洗いなどもしやすいサイズ。水栓の脇には石鹸などが置けるスペースもあります。

カウンターの天板と引き出しの前板はタモの幅はぎ材。(写真の洗面器は旧仕様)

スクエア型でシンプルな陶器製のシンク。オプションのシングルレバー混合栓とセットで。(こちらが現仕様の洗面器になります)

シンク下の引き出しは、ちょっと深めになっているのがポイント。化粧水や整髪スプレー、洗剤などのボトルを立てて入れられる深さです。ドライヤーなどもしっかり収納できるので、ごちゃごちゃしがちな洗面台まわりがすっきり片付きます。

引き出しを開けた様子。

脚と引き出し下の棚には、鉄を選びました。脚は黒皮仕上げのLアングル。錆対策のクリア塗装を施しています。

鉄の把手は、タオル掛けにも。

エキスパンドメタルでラフに。

本物の木と鉄を使ったのは、使うほどに愛着の湧く洗面台にしたかったから。水を使う洗面台では、木や鉄といった素材は避けられがちですが、日に焼けて変わっていく天板の色や、鉄の脚に少しずつ付いていく錆が味となって、使い込まれた家具のようになっていったらいいなと思っています。

使い勝手が良いことも、愛着が湧く素材でできていることも、お気に入りの洗面室づくりには必須のことなのです。

空間の広さと用途に合わせてカスタマイズ

カウンター天板の幅は、W750とW1650の2サイズ展開。

W1650は、置きたい空間や用途に必要なサイズに合わせて、カウンター天板を現場でカットすることができます。サイズが決まっている既成品を置くと洗面台と壁の間に隙間が! というようなお悩みも解決します。

「ワークカウンター洗面台」は、カウンター天板やシンク、脚などのパーツを現場で組み立てて取り付ける仕様になっています。カウンター天板はシンクをはめ込む穴が空いた状態で、表裏なく仕上がっているので、左右のどちらにもシンクを配置することができます。

左側にシンクを配置した事例。(写真提供:株式会社八起)

W1650はシンク下の引き出しとエキスパンドメタル棚に加えて、サイドにも棚が付きます。この棚板は、シンク下の引き出しの高さの範囲内なら、設置位置を変えることが可能。

お気に入りの収納ボックスを引き出し代わりに使ったり、棚板の下のスペースにはランドリーボックスを置いたり、棚板を高い位置に取り付ければ、イスを置いてメイク台として使うこともできます。

引き出しの高さの範囲内で自由に棚受けを設置することが可能。

ボックス型のカゴを引き出し替わりに使ったり。

もちろん、W750タイプを洗面台として使っていただくのもOK。木と鉄のコンビネーションが、オリジナル造作の洗面台さながらの雰囲気をつくります。

2階の吹き抜けというオープンなスペースにも家具の様になじむ。

また、高さについてはH750とH850の2種類をご用意しました。H750は一般的な洗面台の高さ。H850は一般的な洗面台より少し高めですが、キッチンにはよくある高さ。そのため、家事をするには「作業がしやすい!」と感じる方も多いと思います。お使いになる方の身長に合わせてお選びください。

アジャスター付き。

既製品の収納一体型洗面台と、造作で作るオリジナルの洗面台の、ちょうど中間のような「ワークカウンター洗面台」。この洗面台が持つカスタマイズできる余白を生かして、タイルや照明、ミラーなどで、お気に入りの空間に仕上げてください。

ただ身支度をするだけの場じゃもったいない。そこでできることが広がると、洗面室の暮らしの中での立ち位置も変わってきそうです。

(担当:椎野)