大阪・中津ショールームより、オープンして数ヶ月レポート！日々感謝！

2023年10月末にオープンしたtoolbox2店舗目となる大阪・中津ショールーム。おかげさまで連日たくさんのお客様にご来場いただいており、スタッフも楽しく運営しています。大阪・中津ショールームの使い方とお客様の声を紹介します。

撮影：Masanori Kaneshita

オープンから1000組突破、ご来場くださった方に感謝です。

2023年10月末にオープンした大阪・中津ショールーム。あっという間に日は過ぎ、おかげさまでご来場者数はオープン以来2ヶ月で1000組を突破。ご来場いただいた方、ありがとうございました。お客様の顔を思い出しながら、このコラムを書いています。

ショールームがある大阪・中津の街を歩いていると、顔見知りの方から「オープンからどうー？忙しかったでしょう？」と声を掛けられることがあり、「あぁこの街でお店をやってるんだなぁ」と実感します。大阪・中津は、ターミナル駅である梅田・大阪駅からも歩ける距離。古くからある住宅、公園、学校、商店街を中心に地域の繋がりも多く、魅力的なお店や飲食店がたくさん見つかる街です。

こちらは、ショールームに来る1日がもっと楽しい日になるように、と周辺のお店や遊べる場所を掲載している中津マップ。紙でも配布してますので、スタッフにお声掛けください。東京・目白ショールームでも目白マップを用意しております。

撮影：Masanori Kaneshita

ショールームは、このなんとも愛らしいビル、西田ビル3階にあります。地下1階、地上7階、1969年築年の建物。半地下部分にはブルワリー、1〜3階はオフィス、上に見える4層部分は住居と面白い造り。その昔は新地のホステスさんも住まわれていた高級物件だったそう。地域の方がビルを「西田さんとこ」と呼んでいるのも愛されている証。

撮影：Masanori Kaneshita

3階で営業しているこちらがtoolbox大阪ショールーム入り口。グリーンのネオンサインがお出迎え。点灯させると、お店がオープンするぞ！と気合が入ります。ちなみに、消灯するとネオン管は黄色。青色のガスが充填されていて、点灯させるとグリーンに発色します。

WEBショップが「体験できるリアルなお店」に

改めまして、toolboxは内装に関わる商品とアイデアをWEBサイトを通して提供しているお店。ショールームは、家づくりをする人が思い描く“こんな暮らしがしたい”というイメージを具体的なものにしていくための“素材”と“アイデア”をリアルに感じていただける場所です。

商品を組み合わせた展示の他、Mixing Bar、Fitting Desk、Edit room、と3つの体験コーナーを用意しています。写真とともに紹介していきます。

東京・目白のショールームに比べると小ぶりな広さ約112m2ですが、ギュッと詰め込んだ展示商品はおよそ1,200点です。（撮影：Masanori Kaneshita）

クロス剥がしの跡や未仕上げの天井を見て、「これで完成なの？」と聞かれることもあります。これは、建物の造りをそのまま活かし、展示はできるだけ仕上げ過ぎないように、ゲストが出来上がりを妄想する余地を残しておきたいからです。

キッチンは本体に合わせて、コンロや水栓、レンジフードをお好みで選ぶことができる別売りとしています。この展示の組み合わせを決めるの、自分の家づくりのように悩みました……。（撮影：Masanori Kaneshita）

洗面は小さい空間ながら自分らしさの発揮どころ。タイルを壁にあてがってみたり、組み合わせを楽しむゲストをよく目にします。（撮影：Masanori Kaneshita）

箱のようなスペースは、建具やサイズオーダーできる天板を集めた「木の板」コーナー。建具は囲われた狭い空間で動かしていただくことでよりリアルに感じてもらいたいです。（撮影：Masanori Kaneshita）

まるでレコードを探すかのように、お気に入りを見つけてほしいタイル展示。一部を除き、持って帰っていただけるサンプルを準備しています。（撮影：Masanori Kaneshita）

グリーンに塗装された壁に壁付け照明やスイッチ、ショールーム内にペンダント照明がずらり。別売りの電球を組み合わせると雰囲気も変わります。（撮影：Masanori Kaneshita）

悩ましいけれど、ワクワクする仕上げ選び。図面を広げつつ、展示品やサンプルを使って組み合わせを検討できるFitting Stand。簡単なお打ち合わせができるスペースもあります。（撮影：Masanori Kaneshita）

空間を編集する場=“Edit”room。等身大の部屋をイメージした空間で、フローリングや壁のサンプルパネルを置いたり、パーツや照明を組み合わせることができます。靴を脱いで上がる小上がりですので、見学お疲れの方もキッズもお気軽にどうぞ。（撮影：Masanori Kaneshita）

気に入った組み合わせはそのまま写真に撮って、イメージを持って帰ってください。（撮影：Masanori Kaneshita）

木部用のオイル塗料やワックスを、素材サンプルに実際に塗って試すことができるMixing Bar。自分が使いたい色・質感の塗料を見つけることができます。（撮影：Masanori Kaneshita）

お客様がショールームの雰囲気を作る

オープンしてからの日々を振り返ってみると、toolboxのショールームは賑やかだなぁと改めて思います。

元よりtoolboxのことを知ってくださっていた関西のお客様は、待望の「実物商品が見れる場所」として、嬉しいことにオープン初日から駆けつけてくれました。その熱意たるや、東京から接客応援で来てくれていたスタッフも感動していました。

オープン初日の様子。そわそわしていたスタッフも、ゲストが来場すると普段通り、商品説明に熱が入りました。

「実物を見れて、これで安心して注文できる」というのはもちろんですが、なによりも、ショールームという場を楽しんでくれているお客様が多かったのが印象的でした。

ご自身で購入された照明を持参、Edit roomに設置してみたところ。toolboxで販売している電球を色々お試し。「これだね」とお互い感覚が合ってニヤリ。

商品の設置方法まで、隅々まで確認していただいているところ。「これなら出来るかも！」と納得して購入へ。

お客様からいただいた印象に残ったコメントを紹介します。

「悩んでいた商品決めがググーっと進んだ」

来店時、「決めることが多すぎる…」と不安なご様子でした。洗面の仕様といっても、洗面ボウルに水栓、ミラー、照明とエレメントはたくさんです。でも、この場で全部揃えられるんだ、と気づいてからは仕様をひとつずつ決めていただけました。

「素材を触れることで、商品ページで見るより印象が良くなった」

商品ページに掲載している商品画像でなんとなく想像はできていたけれど、実物を見ると「もっと好き」と思っていただけたそう。気分が乗ってお買い物できるって大事ですよね。

「WEBで買うの間違えそうで怖い。ショールームで購入できるの安心」

「キッチンをWEBで買うの怖い！」と正直に話してくださったので、ショールームスタッフと一緒に店内のiPadを使って買い進めました。誰でも初めては不安。ましてや金額が高いものだと震えますよね。そんな時、スタッフを頼ってもらえると嬉しいです。「スタッフに相談」の予約をしてくださると、しっかりサポートできます。