寝室のあり方を考える時、「寝室=個室」という当たり前を一度手放してみると、新しい暮らしの形が見えてくるかもしれません。

リビングと寝床で見晴らしのよいスペースを共有したり、本や映画を見ながら寝落ちしたり。「寝るためだけの空間」という制約をなくすことで、家の中に好きな拠点が増え、過ごし方も広がります。

今回は、ユニークな間取りのアイデアで理想を叶えた、オープンな寝室の事例をご紹介します。

リビングの特等席で快眠を。眺望も光も境界のないワンルーム配置

家の中でも、光と眺望に恵まれたリビング。そんな特等席に寝るスペースもぎゅっとまとめてしまったら?そんな発想から生まれたベッドスペース。

間取りはオープンなワンルームですが、小上がりにしたり少しの段差を付ける工夫で、視点の高さが変わり、くつろぎと眠りの境界がゆるやかに切り替わります。好きな場所でそのまま眠りにつける自由な暮らしを見てみましょう。

case1 静かな眠りと景色を手に入れる、小上がりの箱。

写真提供:EcoDeco

窓の先に運河ビューが広がるマンション。そんな眺めを独り占めできる、リビングに置かれた「白い箱」。小上がりの特別なベッドスペースが設けられています。

囲われているからこそ落ち着くおこもり感は、読書や映画を楽しむのにもぴったり。壁面の開口部は、光を遮ることなく水回りまで届け、住まい全体を明るくつなぎます。

マンションの共用廊下から離れた場所だから、静けさも抜群。目覚めた瞬間、視界いっぱいに空と運河が飛び込んでくる。贅沢な気分で一日が始められる、レイアウトです。

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case2 ロフト下のベッドスペース。アールの境界とカーペットで柔らかに

写真提供:ハコリノベ

受け継がれた遊郭建具や、砂壁を思わせる塗装壁。趣ある素材に包まれたリビングに寝室を溶け込ませ、開放感を生んだ事例です。

ロフト下のベットスペースは足元を一段下げて、カーペット敷きに。ラワン材で囲われた枕元は、オープンな配置でありながらも、寝室としてのくつろぎと安心感を与えてくれます。

壁と床に施した緩やかなアールのラインがリビングとの繋がりを優しく演出。柔らかくリラックスした空気感を生み出しています。

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開放感とプライバシーを両立。境界を自在に操るフレキシブルな寝室

続いて紹介するのは、開放的なLDKに溶け込みつつ、シーンに合わせて緩やかに境界を引くこともできる「可変性のある仕切り方」がユニークな事例たち。

視界を遮らないカーテンや引き戸を添えることで、広々としたワンルームとしても、静かなおこもり部屋としても機能します。シーンに応じた自由な使い分けが、日常に心地よいメリハリをもたらします。

case1 空間を広げるフルハイトのガラス戸。LDKの一角に、光溢れるベッドスペースを

リビングの一角に設けた寝室。空間を仕切っているのは壁ではなく、天井まで届く大きなガラスの引き戸です。

たっぷりと差し込む陽の光をリビングと寝室のどちらにも届け、家全体が開放感に包まれます。心地よい朝陽を浴びながら、すっきりと目覚める……そんな健やかな毎日が目に浮かびます。

床や壁の素材をリビングと揃えることで、引き戸を開ければひと続きの大きなワンルームに。将来、寝室のレイアウトが変わっても柔軟に対応できる「暮らしの余白」を残した間取りです。

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case2 個室化しない主寝室。広々LDKを叶える、カーテン仕切りの柔らかな寝室

写真提供:ゼロリノベ

広々としたリビングを叶えるため、主寝室は個室化せず、カーテンで緩やかに仕切るスタイルを選んだご家族。

寝具のリネンもカラーにこだわり、インテリアの一部としてコーディネート。壁面を彩る『クラシックリブパネル』は、昼間はリビングのアクセントに、夜は就寝前の心を落ち着かせる背景へと表情を変えます。

枕元にさりげなく添えたブラケットライトが、温かみのある親密な空気感を演出。カーテンを開ければリビングの延長として、閉じれば自分だけの柔らかな隠れ家になる、自由度の高い寝室です。

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本の中で眠る!寝るだけの場所から、一番好きな居場所へ。

ベッドに入って寝る前にその日の出来事を書き記したり、本を開いて物語に浸りながら寝落ちしたり……そんな過ごし方を叶えるなら、ライブラリーと寝室を一体にするのもありかもしれません。

本棚のつくりや、スペースの広さ次第で、ホテルのようにも屋根裏部屋のようにも。好きな本やコレクションに囲まれて眠る毎日が手に入ります。

case1 階段下の隠れ家!ホールに眠りと趣味を一体化してスペースを有効利用

写真提供:straight design lab

小さなギャラリーを思わせるホールから、扉を設けず一体で繋げた寝室。

デッドスペースになりがちな階段下をあえて寝室として使うことで、スペースを有効活用。廊下側からの視界の広がりを確保しつつ、就寝時には屋根裏部屋にいる様なワクワク感も味わえます。

壁一面の本棚には、ライティングデスクも組み込まれた設計。寝る時だけでなく、静かなライブラリーや書斎として、つい長居してしまうような自分だけの隠れ家です。

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case2 ベッドはあえて控えめに。壁一面のシェルフが主役の、広々としたブックホテル

写真提供:EcoDeco

壁一面を埋め尽くす本棚には、お気に入りの本やコレクションをショップのようにディスプレイ。モジュールの揃ったシェルフが、整然とした美しい景色をつくっています。

枕元には、同系色の板材でDIYした温かみのあるヘッドボード。就寝前に物書きができるような、小さなデスクも設けられています。

広さと日当たりに恵まれたこの場所は、寝室であり、書斎でもある贅沢な拠点。ベッドを主役としすぎず空間に溶け込ませることで、日中の過ごし方を広げてくれる一室です。

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「オープンな寝室」のアイデア、 imageboxで見つけよう!

さまざまな空間事例や、「使用アイテム情報」を紹介している『imagebox』。

今回ご紹介した以外にも「オープンな寝室」のタグからユニークなアイデアたちを見ることができます。空間づくりの参考にぜひご覧ください。

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テキスト:岩崎