キッチン空間に広がりを
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商品名:
フラットレンジフード |
こだわったのは軽やかさ。削ぎ落とされた形と、ダクト取り付け位置の自由度の高さで、空間の広がりを邪魔しないレンジフードです。
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空間を広くしたり、天井を高くしたり、吹き抜けをつくったり。
そんなふうに開放感や抜け感にこだわって空間づくりをしても、レンジフードの大きさと存在感が、空間の広がりの邪魔をする。
もっと存在感が軽やかで、空間を邪魔しないレンジフードがあったら…!
そんな思いからオリジナル開発したのが、この「フラットレンジフード」。無駄な凸凹をなくしたスクエアな形状で高さは20cm、ダクトをすっきり取り回せる、リノベーション空間でぜひ使ってもらいたいレンジフードです。
レンジフードが取り付けられる位置は、どうしても目線にぶつかりやすい高さになってしまいます。なので、大きさはもちろん、凸凹があったり斜めのラインがあったり、主張がある形だとなおさら存在感を感じてしまいます。
「フラットレンジフード」はシンプルなスクエア型。スイッチは底面に取り付け、側面には何もありません。外形と同様無駄な要素を削ぎ落とすことで、高さ20cmの薄型を実現しました。
レンジフードの大きさに悩まされる天井の低い空間でも、空間を圧迫せずに取り付けることができ、その存在感に悩まされる天井が高い空間でも悪目立ちすることなく、頭上の開放感も損ないません。
空間に広がりを生む、軽やかな存在感にこだわりました。
ダクト取り付け位置の自由度が高いことも、このレンジフードの大きな特長。フラットレンジフードは、上部の4隅、左右の側面、さらに背面の計7方向にダクトを取り付けることができます。
一般的なレンジフードはダクトの取り付け箇所が限られているため、排気口につなぐ際にダクトをぐにゃぐにゃと折り曲げる必要が出て、見た目が悪くなることがありました。
「幕板」と呼ばれる目隠しで隠す場合もありますが、すると今度はレンジフードが大きく見えてしまい、存在感を増すことに。特にリノベーションでスケルトン天井にする際はダクトが露出するので、ダクトをすっきり見えるよう計画することは空間づくりの肝になるんです。
ダクト取り付け位置の自由度を高めたのは、ターボ式という排気方式の採用でした。このターボ式を採用したことは、本体の軽量化にもつながりました。
軽量なので、壁付けキッチンの場合はブラケットなどの補強金具を使わずに、キッチン上にふわりと浮くような形で取り付けできます。アイランドキッチンやペニンシュラキッチンの場合は、4本のボルトで天井から吊るすこともできます。
ダクト取り付け位置の自由度の高さに加え、20cmと薄型なこともあり、今まで取り付けが難しかった梁下へのレンジフードの設置も可能に。
壁付けキッチンでも、アイランドキッチンでも、どんなスタイルのキッチンでも効果を発揮してくれます。
側面をすっきりさせるために底面に取り付けたスイッチは、トグルスイッチ。
「切」「照明」「強」「弱」といった複数のスイッチを操作する煩わしさも改善すべく、スイッチは手元灯とファンが同時にオン・オフできるスイッチと、ファンの強弱を操作するスイッチの「2つ」というシンプルな構成にしました。
このトグルスイッチは汚れがつきにくく、濡れ布巾などできゅっとつまんで拭ける掃除のしやすさもポイント。頭上にあるトグルスイッチをパチッと操作する感じは、コックピットのような気分も味わえます。
手元灯が付いているので、照明計画が難しいアイランドキッチンでもコンロ付近を照らすことができます。
カラーは「ホワイト」と「ブラック」に「ステンレス」の3種類。
ホワイトは汚れに強く上品な艶あり塗装、ブラックはマットな表情にこだわった2分艶塗装です。
ステンレスは色というよりも素材ですが、キッチン本体や収納家具がステンレスという家にはまりやすい素材になります。
サイズは幅600mmと幅750mmの2タイプ。
広々LDKに対面型キッチンをつくる際も、キッチンの天井を高くしたい時も、吹き抜けのリビングがある空間も。このレンジフードがあれば、もっとずっと、気持ちが良いキッチンをつくることが出来るはず。
「空間に広がりを生む」「軽やかな存在感」に徹底的にこだわったレンジフード。開放的な空間づくりを強力にサポートしてくれるはずです。
フラットレンジフードの開発経緯を綴ったコラムもぜひご覧ください。
(担当:椎野 / テキスト:佐藤)
この商品に関する読みもの
ー 商品開発レポート
「軽やかに浮かぶレンジフード開発への挑戦」
ー この商品を使った事例を紹介『事例Pin-up』
この商品に関する動画
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