今日ご紹介させていただくのは、賃貸リノベの一室に使われた「キャビネットキッチン」の事例です。

今回はプロのお客様に導入いただきました。

どんな理由でこのキッチン導入に至ったのでしょうか。

「オーナーさまより、一人暮らしなので小さいキッチンでもいいという話でしたが、よくある賃貸の狭いキッチンでは料理がしづらく入居者の方が不便に感じることも多々伺いますので、ある程度の大きさがあるキッチンを探していました。

今回選定していたW1500のキッチンは狭すぎず、大きすぎずちょうどよかったのと、マットなブラックのキッチンや、リンナイのドロップインコンロが組み合わせできるところがデザイン性も高く、決め手となりました。」

と、このキャビネットキッチンの生まれた背景をバッチリ汲み取った選定内容!

私はショールームでお客様のお話を伺う機会が多いのですが、賃貸オーナー様のお悩みは、キッチンの使い勝手と見た目のバランス。

toolboxでは足元スッキリなフロートタイプのキッチンも展開していますが、特に、「収納はどうしたらいいの?」なんて質問も多々いただきます。自分で使う分には気に入ったキャビネットなんか置いてもいいですが、賃貸となると、収納のある安心感が最初から打ち出されたこのキッチンは丁度良く、しっかりオススメできます。

セットでブラックの「フラットレンジフード」も選定いただき、スッキリポイントアップです。

他の角度からも見てみましょう。

キッチンと同じラインで貼られた白いタイル。その先に繋がるのは、なんと洗面!
「洗面をあえて洗面室から出しているので、少し変わった間取りではありますね。」と、お客様。

洗面を個室化しないことで、他のスペースが広く取れたり、帰宅して部屋に入ってすぐ手を洗う、など動線の意味でも意外と効率的だったりしますね。
水回りとしてタイルでまとめていることもあり、キッチン空間との馴染みもあります。

お部屋全体が見えるアングルのお写真もいただきましたよ。

グレートーンで落ち着いたインテリアのお部屋は、床の素材の違いでゾーニングされ、広さを感じながらうまくスペースが使い分けられています。

洗面空間をあえて表に出してみたり、壁を使わないゾーニングの仕方など、商品の使い方以外にも参考になる事例でした。

素敵なお写真ありがとうございました!

(サコ)

ハコリノベ

『“ONE HOUSE FUN HOME”
 自分の想いを詰め込んだ、他のどこにもないその家で、日々の暮らしを楽しんで欲しい。』
そんな想いをモットーに、不動産の仲介、販売、リノベーションをワンストップで行う会社です。
拠点は大阪と横浜。リノベーションのプロフェッショナルたちが、あなたのお家づくりをサポートします。

紹介している商品

関連する事例記事

住宅を再編集。間取りはそのまま、剥がす、置く、暮らしを試す、大阪・ローカルの街の宿
住宅を再編集。間取りはそのまま、剥がす、置く、暮らしを試す、大阪・ローカルの街の宿
大阪の下町にある一部屋の宿。もとはごく普通の3LDKだった住宅を、間取りを一切変えずに「泊まれる場所」へと生まれ変わらせた宿の紹介です。
屋根は大きな“植木鉢”!? 人も植物も鳥も、家そのものも育ち続ける、生態系のような住まい
屋根は大きな“植木鉢”!? 人も植物も鳥も、家そのものも育ち続ける、生態系のような住まい
東京・練馬区の石神井公園のほとりに建つ、アーチが連なる不思議な建物。「なんのお店だろう?」と思いきや、実は住宅なんです。散歩の途中につい足を止めて見入ってしまうその佇まいは、そこに住む人だけでなく、植物や鳥までも受け入れる“器”として計画されたもの。そんなユニークな考え方のもとつくられた「鶴岡邸」をご紹介します。
ミッドセンチュリーと下北沢カルチャーが交差する、“泊まれるリビング”
ミッドセンチュリーと下北沢カルチャーが交差する、“泊まれるリビング”
タイムレスなミッドセンチュリーデザインに、下北沢カルチャーをプラスした空間。ホテルとして快適に過ごせるのはもちろん、仲間と集まって暮らすように楽しめる工夫もいっぱい。家族だけのマイホームとはまた違う、“仲間と過ごす場所”の事例が届きました。
外側は“堅牢”なコンクリート、内側は“柔軟”な木造で。「100年先まで住み継げる」若手建築家の自邸
外側は“堅牢”なコンクリート、内側は“柔軟”な木造で。「100年先まで住み継げる」若手建築家の自邸
mast一級建築事務所を主宰する建築家・根本昌汰さんの自邸。数百年先まで耐えられるコンクリートで外殻をつくり、その中に暮らしの変化に応じて柔軟に手を加えていける木造を入れ込むという、外と内で全く性質の異なる構造を掛け合わせた、独創的な住まいです。