今年築41年を迎える建物の、賃貸部分一室のリノベーションにtoolboxの多くのアイテムをご採用いただきました。

この建物にはこの時代の建物だからこその、決して豪奢なわけではないけれども手のかかったディティールたちが随所に残っています。
手間のかかるタイル貼りの浴室であったり、和室の造作に使われた無垢の木材たちであったり。

経年による痛みで新くしないといけない箇所はどうしてもあるので、元々あるものと馴染むように手を入れつつ、物件の元々の良さと新しいものが混ざりあっています。

さて、どんなところで「古い」と「新しい」が混ざりあっているのか、みてみましょう。

和室によくある鴨居部分は既存のまま…と見せかけて大きな引き戸のレールとして新しい材で作り替えています。隣接する古い材と見分けがつかないくらいの馴染み様は大工さんと塗装屋さんの腕のなせる技です。
和室によくある鴨居部分は既存のまま…と見せかけて大きな引き戸のレールとして新しい材で作り替えています。隣接する古い材と見分けがつかないくらいの馴染み様は大工さんと塗装屋さんの腕のなせる技です。

古くて新しいポイントその1.床材に使われたチェッカーパーケット

元々は畳だったこのお部屋。張り替えるフローリングとして採用いただいたのは「チェッカーパーケット」です。

どこで見たかははっきり言えないけど、記憶を辿るとみたことがあるような。そんなレトロ感のあるフローリングです。和室の造作を残した部屋のフローリングの張り替えにはぴったりですね。

2室ある部屋の間仕切りは、大きな白い扉が引き込めるような造りです。
2人暮らしはもちろん、在宅での仕事など一人暮らしでも家の中でのプライベートとパブリックの切り分けが大切な昨今。とはいえ限られた面積を二つの部屋にして別個の部屋にしてしまうのは、味気ない…そんなときにはベストな間仕切りの方法かもしれませんね。

古くて新しいポイントその2.壁付けの水栓

toolboxでは洗面の水栓としてご紹介させていただいていますが、もちろんキッチンにもお使いいただけます。
toolboxでは洗面の水栓としてご紹介させていただいていますが、もちろんキッチンにもお使いいただけます。

こちらの物件ではキッチンの水栓に「壁付けラボレバー混合栓」を採用いただいています。

ある程度の築年数の物件だと圧倒的に壁付けの水栓が多いな…という印象を持っています。
給湯器(というか湯沸かし器)が壁付だったり、当時の建物や設備の標準を考えると、その方が合理的だったからなのでしょうか。toolboxの数ある水栓の中でも壁付け水栓は少数派ですが、魅力はレトロさだけではなくて、すっきり見せやすいのと水栓根元に水がたまらず掃除が簡単なのもおすすめのポイントです。

キッチンの下の棚板は置くものによって段数を調整してもらえる作りになっています。
キッチンの下の棚板は置くものによって段数を調整してもらえる作りになっています。

水栓が取り付けられた壁は「塗装のキッチンパネル」で仕上げられています。光沢が控えめで、キッチンパネルにありがちな樹脂っぽさが少ないので、途中で切り変えた壁紙がどこからなのか、一見してわからないくらいです。

天板は「オーダーキッチン天板」を造作のオーク材の脚で支えています。

古くて新しいポイントその3.タイル貼りの洗面/浴室

たっぷり明るさの取れる窓があって、浴室と一体の気持ちの良い洗面は、きっと竣工当初もこんなものがついていただろうな…というようなクラシックな洗面器がついています。

シャワーカーテンがあるとはいえ浴室の一角なので、水がかりがあっても大丈夫なようにステンレスのミラーボックスと、タオル棚として「ハンガーラック」もついてています。

新しいものには古いものにない良さがあるし、その逆もまたあります。
どちらもいいとこ取りを目指したこちらの物件。実は現在、グループ会社の「東京R不動産」で住まい手の募集をしているんです。興味のある方はぜひこちらもご覧になってくださいね。

物件情報:『懐かしさ香るリノベーション』

個人的には物件の近くにある定食屋「水もと」さん、おいしくて通りがかるとつい寄りたくなってしまいます。日替わりの定食なので飽きないんです。この物件に住む人が羨ましい…。

一点ものの物件ですのでタイミング次第で記事が非公開になってしまっていたら、ごめんなさい!

(小林)

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