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空間を無垢にするリノベーション
コラム
2018.08.23

空間を無垢にするリノベーション

“こだわり派”を自認するアートディレクターがオフィスの改装に選んだのは、「スピード」と「自分たちらしさ」を両立できる『skeleton&tools』でした。

skeleton&tools』は、床・壁・天井の工事が定額でパッケージングされた「skeleton base」から好みの床仕上げを選んで空間のベースを仕上げ、オプションの「&tools」で個々のニーズに合わせて内装をカスタマイズができる、toolboxのオフィス改装サービス。

今回、『skeleton&tools』を使ってオフィスを改装したのは、エディトリアルを中心に手がけるグラフィックデザイン事務所・俵社。千駄ヶ谷のマンション1階にあるオフィスは、外とのつながりが感じられる気持ちのいい場所でした。



通りを挟んで向かいにあるのは鳩森八幡神社。ブラインド越しに風に揺れる緑を眺めていると、頭の中のもやもやがするりと抜けていくような感覚になるんです。

ガランとした土間床の空間に、余白たっぷりに自転車やアートが置かれた様は、オフィスというよりもギャラリーのよう。


「ここはいろんな時代や場所のものを置いて、タイムレスな場所にしていきたいと思っています。僕、大学では現代美術を専攻していて、そこでの経験から、ものを置くということは空間に意味を与えることだと考えるようになって。だから僕、ものを選ぶのに本当に時間がかかるんです。事務所に置く電話機ひとつ選ぶのにも三ヶ月かかっちゃうくらい(笑)」

と話すのは、俵社の代表を務めるアートディレクターの俵拓也さん。物件選びに費やした期間は約1年半。ここは不動産屋さんに紹介された107軒目(!)の物件だったそう。そんな、自らも認める“こだわり派”である俵さんが『skeleton&tools』を選んだ理由のひとつは、「最長2ヶ月で引き渡し」という期間の短さ。


「実は、最初は知り合いのインテリアデザイナーと設計を進めていたんですが、施工会社から出された見積額が予算の三倍で(笑)。僕の内装工事に対しての知識が足らず、理想を詰め込みすぎてしまったんです」

計画は白紙に戻ってしまいますが、新しいオフィスの賃貸契約はすでに始まっていました。

「引き渡しまでの期間の短さもですが、『skeleton&tools』の躯体と素材の良さを生かした飾らない空間づくりに共感したことが一番の理由でした。もともと、オフィスのデスクは『テーブル脚』で作ろうと思ってtoolboxを見ていて、『skeleton&tools』を知りました。だけど僕はこだわりたいほうなので、定額パッケージは合わないだろうと思っていたんです」

しかし、いざ蓋を開けてみると、『skeleton&tools』は俵さんの理想のオフィスづくりにぴったりだったそう。

実はこの場所、かつては駐車場。それをガラス壁で仕切り、オフィスとして使われていた物件でした。「もともと駐車場だった、ガレージ的な良さを生かす空間にしたいと思っていたんです」と俵さん。「skeleton base」の〈土間プラン〉を選び、床は既存のPタイルを剥がしてコンクリートの土間床に、壁と天井は躯体に直塗装で仕上げました。



奥にあるデスクスペースも土間床空間。『skeleton base』のパッケージに含まれる配線ダクトレールとスポットライトに加えて、色校チェックのための蛍光灯も取り付けました。壁と天井の塗装工事は通常、パッケージに含まれていますが、今回は俵さんとスタッフがDIYで塗装しました。

「僕だけが改装に関わってつくった空間では、毎日この場所を使うスタッフの空間への愛着が生まれないと思って。プロにお願いしたほうが早いし仕上がりもいいものになるだろうけど、自分でやってみることは、物事の成り立ちを知るきっかけにもなりますから」


定額パッケージでありながら、そのオフィスを使う人たちの好みや想いを反映できる余地があるのが『skeleton&tools』。俵社のオフィスも、内装仕上げオプション「&tools」で各所をカスタマイズしています。

テーブル脚』と『フリーカット無垢材 ホワイトオーク』で作ったデスクは、長身の俵さんとスタッフの身長から導き出した、みんなにベストな高さに。パソコンに向かっている時間が長いグラフィックデザイナーにとって、ストレスを軽減するデスク作りは重要です。


給湯室は『アイアンスタンドシンク』を導入し、もともとあった吊り戸棚は扉をラワン材に交換しました。



ウッドブラインド』と『トグルスイッチ』も、予算との戦いの中で死守したポイント。

「無垢風とか木目風だとか、何かに見せかけている素材が嫌いで。内装には、なるべく嘘をついていない素材を使いたかったんです。特にファサードはオフィスの顔なので、ブラインドは絶対に本物の木を使ったものにしたかった。『トグルスイッチ』も、音と操作で仕事のオンオフを切り替えられる感じがとても気に入っています」


デスクスペースの奥にあるテラスはデッキ貼りに。「ベランダとかサンルームとか、外とも中ともつかないニュートラルな空間が好きなんです」と俵さん。打ち合わせスペースの借景に加えて、こんな開放的な場所もあるなんて、なんともうらやましい。

「内見した時はガラスが割れていたりして結構荒れてたんですが、鳩森八幡神社から能楽の音が聞こえてきたり、将棋会館に通う棋士が前の通りを歩いていたりして、“気がいい場所だな”と思ったんです」


とはいえ、1階にグラフィックデザイン事務所というのは、少々珍しい気がします。

「たしかに、同業の友人には“1階なんて外から見えちゃうじゃん”なんて言われました。以前は渋谷にあるPoTALというシェアオフィスに事務所を構えていて、いろんなスタートアップ企業やさまざまな国籍の人たちと交流できる環境は、とても刺激的で心地良かった。引きこもりがちな職種だからこそ、外とのつながりを感じられる場所が良かったんです」


「家で過ごすよりも圧倒的に長い時間を過ごすオフィス空間は、仕事のモチベーションを維持する上でも本当に大事だと思います。あと、僕らのような仕事だと“打ち合わせどっちのオフィスでする?”問題がよく起きるんですが、相手も来たいと思えるような心地よい場所にしておけば、僕らは移動時間のロスがなくなるし、仕事の質も上がるし、お互いにとって良いかなと(笑)」

定額パッケージならではのスピードとわかりやすさ、内装仕上げオプションによるカスタマイズで、自分たちらしい理想のオフィスを実現した俵社。「空間づくりをするのは初めてのことでしたが、かけがえのない場所ができました」と俵さん。“こだわり派”の俵さんにも満足いただける空間ができて、私たちもうれしいです。

この気持ちのいい場所から今後、生まれていくデザインを楽しみにしています。

<改装情報>
面積:約60㎡
skelteton base:土間プラン
tools:『トグルスイッチ』、『テーブル脚』、『フリーカット無垢材』、『アイアンスタンドシンク』、『土間タイル』、「ウッドブラインド』、『工業系レセップ』、『真鍮ペーパーホルダー』

>toolboxのオフィス改装サービス『skeleton&tools|OFFICE』の詳細はこちら

取材協力:俵社

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