マンションの一室をリノベーションした事例写真をいただきました。
まず、写真を見て感心したのが素材の使い方の妙!
目を引く壁とキッチンの素材は針葉樹合板。床はなんと、シナ合板にクリア塗装だそうです。
針葉樹合板で作られたカウンターの上には『フラットレンジフード』を天井吊りで設置。
隠さずにそのまま露出したダクトやボルトが、空間を構成する素材にマッチしています。
コンクリートむき出しの天井には『工業系レセップ』のソケット01のインダストリアルなグレー塗装がよく似合っています。
空間を構成する素材たちは、どれも決して高価なものではないのですが、飾らないありのままの素材の良さが現れていて、それが暮らしのあり方にも表れているような気がします。
カッコつけない暮らしがカッコいい、そんな“ありのまま住まい”に感心しました!
事例ありがとうございました。
紹介している商品
関連する事例記事
ラフに見えて、気が利いてる。光と風を取り込む半屋外スペースがある、“倉庫っぽい”ワンルーム賃貸
1フロア1戸の賃貸物件で構成された、住宅地の中に建つ小さなビル。リノベーションによって生まれたのは、鉄骨やブレースが現しになったワンルーム。倉庫のような大らかな空間には、住む人の自由な使い方を受け止める工夫と、心地よく暮らすための気遣いが詰まっていました。
築28年戸建ての1階リノベ。玄関・洗面・LDK、家族の暮らしのベースになる場所を心地よく整える
4人家族が暮らす2階建ての住まい。「これからもずっと住み続けられる、思い入れのある家にしたい」と考えるようになり、家族の暮らしに合わせて1階部分をリノベーションしました。
築古戸建てで“古き良き”を活かすように。「既存を活かす」中古マンションリノベ
古民家や昭和の平屋など、古い戸建ての内装は“古き良きもの”として魅力的に捉えられることがありますが、「中古マンション」はどうでしょう? 築古マンションが増えていく中、“アップサイクル”をテーマに掲げ、もともとの内装を活かすマンションリノベに取り組んだ事例をご紹介します。