購入された中古の団地に元々あったのは、少しばかり仰々しいキッチンだったそう。もう少しコンパクトに、あれ?キッチン?というくらい空間に馴染んでてほしい、と計画されたそうです。

さて、この奥まった木製のキッチンがある場所、元は、

なんと壁でした。

欄間部分にはガラスも入っているようなので、以前はまた違った使われ方をしていたのでしょう。この壁を抜いてニッチスペースとし、キッチンを設置することを思い付かれたそうです。

その凹ませた壁に貼っていただいたベージュのような色をしたパネル、こちら『塗装のキッチンパネル チタンシルバー』です。お写真いただいたとき私は、昔ながらの砂壁かな?と思ってしまいました。電球の色味も手伝ってか、パネルの色「チタンシルバー」はこんな温かい色に見えるんですね。台所の総仕上げ役として、タイルや木製の見切りによく馴染んでます。

このちょっとした調味料置きスペース!かわいいいっ!塩と砂糖が入っているであろうガラス容器もなんてかわいいんだ。その他、キャリアを感じるキッチン小物をしかと包み込む、こじんまりとしたこの台所をどんどん好きになりました。

次は、洗面。ちょっとした収納に『ワイヤーラック アルミ

頭上にあっても重苦しく感じないのは、金網だからかな。お使いのミラーと相性抜群だなぁと思いました。

洗面水栓には『壁付けハンドル混合栓』。ミラー上にあるのは『工業系レセップ  ソケット01』。ここで使わなくて、いつ使う!?と言わんばかりにもう雰囲気ぴったり。どちらもシンプルかつ愛嬌ある、ロングライフデザインです。

まるでドラマの主人公の部屋のような、住んでいる人に会いたくなるような事例でした。

(豊田)

紹介している商品

関連する事例記事

マンションの一室に本格茶室。「好きなことをして暮らしたい」を形にした、4人家族の趣味と生活が共存する家
マンションの一室に本格茶室。「好きなことをして暮らしたい」を形にした、4人家族の趣味と生活が共存する家
本格的な茶室に、壁一面の本棚、映画を楽しめるスクリーン、秘密基地のような子ども部屋に、寝そべりたくなる無垢の床。「実用性より、楽しいと思えるほうを選ぶ」を家づくりの指針にして、家族それぞれの“好き”を盛りだくさんに詰め込んだ、70㎡のマンションリノベーション事例をご紹介します。
やりたいことを詰め込みながら、余白も残す。
不確定な未来も“変えていく楽しみ”にした、toolboxスタッフの家
やりたいことを詰め込みながら、余白も残す。
不確定な未来も“変えていく楽しみ”にした、toolboxスタッフの家
妊娠中にリノベーションを始め、完成した住まいで生まれたばかりの子どもとの生活をスタートしたスタッフ・内藤。使いたかったtoolboxアイテムをたっぷり取り入れながら、この先の暮らしを決めすぎず、変化に柔軟に寄り添ってくれる住まいをつくりました。
“いつか”に備えて、部屋は増やさず、動線は整える。家族の変化を受け止める67㎡の住まい
“いつか”に備えて、部屋は増やさず、動線は整える。家族の変化を受け止める67㎡の住まい
若いファミリーの家づくりでは、子どもの成長や家族構成の変化にどこまで先回りしておくかが悩みどころ。そんな悩みへのヒントがあるのが、今回ご紹介する中古マンションリノベーション事例。収納と動線の工夫で“いつか”に備えながら、“今”の家族がのびのびと暮らせる空間を叶えました。
暮らしの中心は、大きな石のキッチン。海外で育まれた価値観が息づく102㎡の住まい
暮らしの中心は、大きな石のキッチン。海外で育まれた価値観が息づく102㎡の住まい
海外居住歴の長い夫婦が102㎡のマンションをリノベーション。分厚い石天板のキッチンを軸に、人が自然と集まり、それぞれが思い思いに過ごせる住まい。空間の随所に、お施主様らしい美意識が息づいています。