マンションのリノベーションで『木製ガラス引き戸』をご採用いただきました。
空間の間仕切りや収納の引き戸としてお使いいただくことが多い「木製ガラス引き戸」なんですが、今回の事例での使われ方はとてもユニーク。
なんと、水回りの出入り口部分だけでなく、洗濯機もキッチンの冷蔵庫もパントリーも、「木製ガラス引き戸」ですっぽり「収納」してしまったのです。
お客様いわく、「狭いマンションですが、型板ガラスを使用することで、心理的に広くできれば」ということで、型板ガラスタイプをご採用くださったとのこと。
引き戸を閉めた時はこんな感じです。
引き戸を開けると冷蔵庫や洗濯機が。
キッチンも洗面まわりも、水回りはどうしても物が多くなりがち・散乱しがちです。
引き戸を使って丸ごと隠してしまうというだけでも素晴らしいアイデアですが、普通の引き戸だと空間に圧迫感が出てしまうところを、型板ガラスタイプの「木製ガラス引き戸」でぼんやり隠しつつも、奥行きが感じられる空間に仕立てるという上級テクニック!
キッチンを使うときや洗濯をするときは開けておけば使い勝手が良く、急な来客時もスッと引き戸を閉めてしまえば生活感を隠すことができます。
家事がしやすそうな動線設計や収納配置も含め、機能も見た目の心地よさもしっかり押さえた素敵なリノベーションにとても感心しました。
参考になる使用例を、ありがとうございました!
Architect:TENHACHI
http://www.ten-hachi.com/t-house
Design & Client:YOICHIRO TOMIOKA
施工:株式会社シームレス
撮影:akihideMISHIMA
紹介している商品
関連する事例記事
座る?台にする?寄りかかる?団地の外構にヒントを得た、“用途不明確”な場所が点在する建築家の自邸リノベ
古い団地を歩くと目に留まる、何気ない段差や構造物。そこに腰掛けて井戸端会議をする人たちがいたり、登ったり、机代わりにしたりして遊ぶ子どもたちがいたり。何気ないものが、誰かの居場所になっている。そんな「団地の風景」を家の中まで引き込んだ、建築家の自邸リノベーションをご紹介します。
築20年の建売住宅を自分好みにアップデート。長年の「モヤモヤ」を一つひとつ解消したアフターリフォーム
ツールボックス工事班|TBKが設計施工を担当した、築20年の建売住宅のアフターリフォーム。子供たちも大きくなったご家族の、今のライフスタイルに合わせて、LDKがゆるやかにつながる心地よい空間へと整えるお手伝いをさせていただきました。
“引き戸”と“引き算”でデザインした、わたしたちの心地よさ
LDKと寝室を仕切るのは、壁でもドアでもなく、ガラスが嵌め込まれた引き戸。寝室の天井をLDKより少し下げたり、素材や要素を厳選したり、照明の数を絞ったり。“引く”をキーワードに、自分たちの“ものさし”で心地よさを形にしたリノベーション事例をご紹介します。