リノベーション時に後回しにされた玄関収納。
靴を入れるスペースは確保されていたものの、買い足していったいろいろなサイズの靴箱では限界がきていました。
そのスペースに可動収納棚で全面的に靴入れにして、木製ガラス引き戸で中身を隠せるようにしました。
木製ガラス引き戸はフレームは白塗装にカスタマイズ。オプションの型板ガラスで中身がぼやけるようにしています。
ガラスであることで、狭く見えがちな廊下の圧迫感も緩和できています。
大容量の下足入れ。すこし空けてあるスペースはお子様用のジャケットを掛けるスペースに。
取付の様子です。
各ディテール。木製ガラス引き戸の底には戸車がついています。
株式会社アングロ | ANGULO
toolboxの初期から活動を共にしてくれているオーダー家具屋、石岡鉄平さん。
デザイン性の優れた家具製作のみならず、現場での施工や空間デザインも手掛けています。
家具の郵送対応の場合は、全国ご相談可能です。
紹介している商品
関連する事例記事
“引き戸”と“引き算”でデザインした、わたしたちの心地よさ
LDKと寝室を仕切るのは、壁でもドアでもなく、ガラスが嵌め込まれた引き戸。寝室の天井をLDKより少し下げたり、素材や要素を厳選したり、照明の数を絞ったり。“引く”をキーワードに、自分たちの“ものさし”で心地よさを形にしたリノベーション事例をご紹介します。
選び抜いたものだけと暮らす、「余白」を感じる住まい
古い団地に多い「壁式構造」。間取りを変えられない中、暮らしに必要なものを徹底的に見直し、生活のあり方を再編成して生まれたのは、ギャラリーのような住まいでした。
ずらして、映して、灯して。移ろいに目が向く住まい
30代男性がリノベーションした64㎡の住まい。一見すると、無駄な要素を取り払ったミニマルな空間ですが、目を凝らすと日々の移ろいを享受するための工夫が散りばめられていました。