貼りあがりの表情豊か。(アカシア90/クリア)(撮影:Kenta Hasegawa)

無垢フローリングを諦めない

コストカットから泣く泣く減額対象になることの多い床材。妥協できない質感を求めつつも、減額をしなければならない現実……。

そんな時、最後に行き着く心強い味方が今回ご紹介させていただくフローリングです。

塗装品なの?と、驚くほどの価格設定。なのに貼りあがりの表情は豊かで面白い。そしてウレタン塗装なのにイヤなツヤはなし!

われわれもお世話になっている、 まさに救世主的な存在なのです。

樹種は「アカシア」「オーク」「ゴムの木」の3種類。ゴムの木は特に表情豊かで、少しポイントを持たせたい賃貸物件でも重宝しそうです。(ゴムの木 90)

安さの秘訣は

1つめは、ユニタイプであること。

ユニとは、Unitedの略で、無垢材を縦方向にジョイントしたものの事。短く繋ぐことで長い1枚の板材を使用するよりコストを落とすことができます。

ユニタイプ特有のジョイント部分。(アカシア90/クリア)

2つめは、グレードを統一していないこと。

木材にはAから始まるグレードがあり、各々木肌や節、割れといった程度により分類されています。通常はグレードを揃えて繋ぎ合わせることの多いユニタイプですが、こちらのフローリングはその選別手間を省くためいろんなグレードが混じり合っています。

継ぎ継ぎのリズムが心地良い。(アカシア90/クリア)(写真提供:Arts& Crafts)

上記の条件は一般的には嫌われることが多いのですが、我々の目から見ると逆にそのツギハギ感やグレードの違いによる表情が面白く映るのです。

オークとアカシアクリアにはW120のタイプも。幅が広い分、より木の表情が生きてきます。(アカシア120/クリア)(写真提供:株式会社Kibaco )

賃貸オーナー様必見

こちらのフローリングは、コストをかけられない賃貸物件の現状復帰に特におすすめ。不動産屋さんや工務店さん任せで床材をこれまでご自身で選択されてこなかったオーナーさん。無垢のフローリングにしてみたいけど、どれを使ったら良いかよくわからない、なんてオーナーさんいらっしゃるかと思います。

そんな時は是非こちらのフローリングをご検討ください。

無垢の割に安く、ウレタン塗装品なのでメンテもあまり気にならない、しかも見た目の質感は良し、ということで我々も賃貸リノベーションでは重宝しているフローリングです。次回のフローリング張り替えの際には是非一度ご検討を!床の印象が変わるだけで空間の印象は大きく変わります。

ウレタン塗装品なのでメンテナンスも気になりません。(ゴムの木 90)

コストと質感のギャップを埋める頼もしい味方ですので、お困りの際には頼りにしてみてください。

(担当:ヒトスギ)