惹かれる空気感
飴色の木枠に囲まれたアルミサッシからはぼんやりとした光が差し込み、 毎日のように手を伸ばす木のまな板や調理道具の影がじんわり広がっていく。 朝のやさしい光が漂っているような空気感に惹かれます。
どこか懐かしさも感じるこの世界観をつくり出しているのは、カラー。 中でも大きな印象を与えているのはやわらかなホワイトベージュの天板ではないでしょうか。
真っ白ではない、温もりを感じる色味だからこそ、淡いアーモンド色のタイルや、濃く焼けた茶色の調理道具にもよく馴染み、まとめて包み込んでくれているように感じます。
やわらかな色味と質感で、まるでずっとそこにあったかのように暮らしに溶け込む天板、それが『マットカラーのキッチン天板』です。
毎日に馴染むカラーと小口で選ぶ
暮らしに溶け込む天板、とはいっても暮らし方は十人十色。また、選ぶトーンによっても印象は大きく変わってきます。
自分だけのオリジナルキッチンを考えるとき、キッチン本体だけでなく、周囲の素材や家具、照明などを含めた空間で心地よさを感じるカラーってなんだろう?
そんな気持ちで、カラーから天板を選んでみるのはどうでしょう。
ホワイト、ブラックに加えてベージュ、グレーなどの中間色8種類から選べます。手が触れたときにもほっと落ち着くマットな質感で、壁や床、家具など周囲のトーンに馴染みやすい絶妙なカラーを揃えました。
また、小口の形状が選べるのもポイント。まあるいフォルムが特徴の見付40と、ほんのりアールがついた見付20の2種類をラインナップ。同じカラーでも角の形状によってつくれる雰囲気は結構変わってくるんです。
たとえば白系のホワイトベージュやグレーベージュであれば、見付40でより家具らしい佇まいに。空間のアクセントになりながらも、飴色に変化した木やタイルなど温もりのある素材たちによく馴染み、窓から差し込む光を優しく受け止めてくれる。
逆にダークグレーやブラックなどの暗い色であれば、見付20で空間の引き締め役に。照明をすこし落とせば部屋の暗さにすっと溶け込んで、キッチンの存在感控えめのムーディーな空間に変化します。
住まいの中心となっているキッチンだからこそ、周囲の素材や家具、照明、環境など、日々の過ごし方に合わせてカラーや形状を選ぶことが居心地の良さにもつながってくるように感じます。
幅も奥行きも、暮らしに合わせてサイズオーダー
つくりたい空間のイメージが定まってきたら、あとはどのようにスペースに落とし込んでいくか。どんな空間にもぴったり合わせられるよう、幅も奥行きも1mm単位でサイズオーダーが可能です。
幅は200mmから3010mmまで、奥行きは200mmから1100mmまでオーダーができるので、オフィスのコンパクトなキッチンから、ダイニングテーブルが一体化したような奥行きの深い大型キッチンまでつくれます。
「こんなものをつくってみたい」に素直に向き合える天板です。
また、リノベーションの現場では壁がまっすぐではないことが珍しくありません。そんなときも現場カットができるので、最後のほんのすこしの微調整までこだわることができます。
扱い易いかろやかな天板ですが、同時に精密さにも向き合えるから、キッチン空間の完成度をぐっと上げてくれるのです。
キッチンづくりをもっと自由に
家づくりのときに、まず最初に考えるのがキッチンだという人も多いはず。
いざ考え始めると、水栓・コンロ・食洗機・収納……など決めることがたくさん。そんなときは少しだけ力を抜いて、テーブルの素材を選ぶ気持ちでキッチン天板を選んでみる。そう考えてみるとなんだか想像が膨らんできませんか?
ホワイトベージュの天板ならお気に入りの古道具屋さんで買ったスツールを合わせようか。ブラックの天板なら同じブラックの大きなガスコンロに鉄鍋を並べるのもいい。ホワイトの天板ならカラフルな小物たちを合わせて……なんて、リビングの中にお気に入りの一角をつくるような感覚で。
自分の理想のキッチンに自由に、軽やかに向き合うきっかけをくれる「マットカラーのキッチン天板」。ぜひご活用ください。
マットカラーのキッチン天板の全12商品
キッチン天板・シンクに関連する商品コラム