昨年の緊急事態宣言から早1年。とりえあずな簡易にデスクを用意した状態からリモートワーク環境をしっかり整え直している人も多いのではないでしょうか?

今回ご紹介するのは、賃貸で壁への傷つけNGを守りつつ、足元すっきりカウンターデスクをDIYでつくってみた事例です。

足元広々のカウンターデスク。toolboxでも施工サービスとして『カウンターデスク』があるのですが、こちらは壁にしっかり固定するためのビスを打ち付けます。

この壁へのビス打ちをさけて、何とか脚が目立たないカウンターが作れないかと悩んだお客様は、薄いフレームを作ってその上に板を載せることに。

壁となじむようシナ合板でフレームづくり。ちょっと板厚が薄いかなと思いつつ、そのあたりはDIYなので自己責任で決行!

棚板?のような短い横板は何になるのでしょう。

ちなみに、天板は、壁から3mmだけ短くオーダー。ちょっと攻め過ぎたかなと、内心設置するまでドキドキだったそうですが……、

無事にぴったりおさまりました!

天板に選んだのはmm単位でサイズオーダーできる『フリーカット無垢材』。樹種選びにみなさん悩まれますが、こちらのお客様もショールームで、実物サンプルを見ながらシュミレーション。

最終的に「床のフローリングの色とコントラストをつけたいけれど、何となく、部屋の雰囲気的にあんまり赤っぽかったり暗かったりする色は避けたいな」ということでホワイトオークに決めたそう。

天板は、オプションの自然塗料のオイル仕上げ。「質感が気に入りました!」と嬉しいコメントが。

厚みは30mmにしたので、しっかりした雰囲気です。ここの厚みもけちらなかくてよかった!と満足ポイントが高かったそうです。

ちなみに、先ほどのシナのフレームの天板下に手前に見えてくる部分は、『ワトオイル』のミディアムウォルナットを塗って色を合わせてます。

カウンターの左右には、オプションの丸穴加工で、直径60mmの配線穴を用意。穴の位置も細かく指定可能です。今回は、天板の端から穴の中心で70mmの位置をオーダー。

先ほどの浅い棚板、実はこれ電源タップなどを置いておく棚になっていたのです。

足元すっきりのカウンターデスクにしても、床にコード類がごちゃっと置かれているとかえって目立ちますもんね。これはかゆいところに手が届くナイスアイデア!

逆側の様子。足元は壁際の幅木を避けてたり、細かい工夫が垣間見れます。

側板のシナの部分、壁紙と同じようなものを貼って馴染ませようかとも考え中だとか。

細かい工夫でアップデートしていくデスク環境づくり。お見事です!ありがとうございました。

(来生)

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