廊下に続く入り口がアーチ状になっていて、どこか女性的で優しい雰囲気のこちらのお家。
この写真からは感じられませんでしたが、なんと築40年以上の団地をリノベーションしたそう。
実際にリノベーションをされた「はぴりの!」さんから教えていただきましたが、団地リノベは実は難易度の高い現場なんだとか。
「壁式工法」という方法で建てられていることが多いため構造壁が多く、レイアウトに自由度がないんだそうです。
なるほど…。
でもこちらの物件を見てると、その中でも最大限に遊んで、現代の生活にも馴染む、居心地の良い空間に生まれ変わることは可能だなと感じますね。
ビフォー図面と見比べると楽しいのでよかったらはぴりのさんの物件紹介ページもご覧ください。
お使いいただいたtoolboxアイテムは3点。
特徴的なアーチの横につけられた「木製室内窓」。
キッチンと子供部屋を繋げているようで、料理中もなんとなくお子さんの様子が感じられて親子のコミニケーションも自然と産まれそう。
スイッチはトグルスイッチ。
8スイッチタイプにもなると、インパクト大です。
最後は廊下に設置された「マリンデッキライト 」。
十字の影が綺麗に出て小さいスペースを印象的な空間に変えてくれます。
一つ一つのアイテムにしっかり役割が感じられる、素敵な事例写真をありがとうございました。
(梅川)
紹介している商品
関連する事例記事

「広いリビング」だけじゃない。家事ラク間取りが「のんびり時間」を生む、100㎡超えの住まい
誰もが憧れる「広いリビング」。でも、そこでゆっくり「くつろぐ時間」がなければ、本末転倒。子どもが個室に引きこもるのを防ぐ工夫や家事ラク要素を盛り込んで、「広いリビングで家族がくつろぐ時間」をつくり出した事例をご紹介します。

「働く」と「くつろぐ」を同じ比重で。ラウンジを大きく設け「仕事→休憩→仕事→交流!」1日中いられる“居場所を選べる”オフィス
執務スペースと同じくらいの広さでラウンジを設けたオフィス。バーカウンターやパレットソファ、ビーズクッションといった居場所が揃い、仕事と同じくらい「くつろぐこと」にも比重を置いた設計です。その時々の気分や作業内容によって居場所を選べる、この空間の特徴をご紹介します。

運命を感じたのは「解体予定」の一戸建て。施主の熱意が叶えた、昭和レトロ×アメリカンヴィンテージな住まい
「この家を壊さず、リノベーションさせてください」。解体を固持する売主に、この家への強い想いを丁寧に伝えて交渉。惚れ込んだ空間を活かしながら、思い描いていた暮らしを叶えたご家族の、家づくり物語をご紹介します。