昭和の面影を残しつつ、現代の暮らしにフィットするよう、少しだけ手を加えてリノベーションを完成させたシェアハウス。
この建物に、2種類のフローリングと水回りのアクセサリーを導入いただきました。
建物の名前は「龍宮城アパートメント」。なんとも素敵なお名前ですよね。
誰もが知っている”あの物語”をなぞらい、この建物を建てた方が、自分の奥様を乙姫様としてみたててつけた名前なんだそうです。
奥様への深い愛情を感じますね。今はその奥様がオーナーさんです。
共有スペースの雰囲気はこのような感じ。
古いものと新しいものがバランスよく組み合わさり、懐かしさと心地良さを感じる空間です。
その共有スペースのダイニングキッチンの床に『パーケットフローリング』を発見しました!
寄木細工によってつくられた精巧な柄が、レトロな雰囲気を作りながら、空間に深みをもたらしています。
オイルで仕上げられた表面の自然なツヤメキもこの空間には丁度良いようです。
床とは別ですが、築58年分の歴史を感じさせる柱にグッときます。
個人スペースのお部屋の床には『継ぎ無垢フローリング』を見つけました。
表情豊かな床材がお部屋にリズムを生み出し、新材ですが柱の味わい深さとも相性が良く、お互いを引き立てあっているようです。
最後はトイレの中。
『ハンガーバー』と『ミニマルペーパーホルダー』の最強コンビを導入いただきました。
どこに使っても外れがない、シンプルでありながら美しい2アイテムです。
株式会社スピーク
不動産のセレクトショップ「東京R不動産」を運営。
建築・不動産の開発・再生プロデュース、建築・インテリアの設計・デザインも行っています。
toolboxとグループ会社です。
紹介している商品
関連する事例記事

アアルトの自邸、ポルトガルの色彩、イギリスでの暮らし。旅先で見つけた“私に心地よい”部屋
ご紹介するのは、44㎡の中古マンションを自宅兼オフィスにリノベーションした単身女性の住まい。家づくりのきっかけは、社会人留学中にヨーロッパの住まいへの価値観に触れたこと。「自分好みの心地よさ」を探求した空間づくりをご紹介します。

“ラグジュアリーな内装”を間取りも設備もそのまま、自分たちらしい“ナチュラルな空間”に
今回ご紹介するのは、「リノベーション済み物件」をさらに自分たちらしくアップデートしたマンションリノベーションの事例です。キッチン、お風呂、トイレはそのまま、既存の下地も活かしながら、自分たち好みに色や素材をプラスしていきました。