2019年に兄弟サイト「東京R不動産」のメンバーがはじめたニューニュータウンプロジェクト。

東京・荒川区の西尾久の商店街に飛び込んで、いろいろ面白いことを仕掛けていこうとする中で、まちの人が気軽に集まるリビングのような場所、「おぐセンター」を自分たちではじめました。

商店街のちょうどY字路に建つ建物。古い木造建物の手前が「おぐセンター」です。

カウンター席と畳の座敷席があります。

カウンター上には『工業系レセップ ソケット01』がキラーン。

カウンター奥の厨房で活躍するのは、『ステンレスフレームキッチン』と『ブーツ型レンジフード』。実は、toolboxが原宿のショールームを閉じる際に行ったガレージセールで嫁入りしたアイテムたちです。キッチンはそれまで展示品として飾られていたものなので、キッチンとしてがんばってる姿を拝めて嬉しい。

カウンター越しに。

こちらでは、ランチから夜まで夕方の休憩なしに、日替わり定食を提供しています。

この日のごはんは、『鶏の梅酢焼き』おみそ汁も具沢山でおいしゅうございました。

畳側はこのような雰囲気。

近くにある銭湯「梅の湯」帰りのお客さんが子連れでゴロゴロしたり、リラックスし放題。子供向けのおもちゃや絵本なども用意してあります。今日は疲れたから、外食だ!と近所にあったら保育園帰りに週1は必須で寄っちゃいそうです。

左奥のオリーブ色のカーテンは授乳室&オムツ替えコーナー。

『帆布カーテン』のオールドカーキと、奥には『シーチングカーテン フラット グレー』。壁付けの照明は『工業系レセップ ソケット01』。

帆布カーテンは、かなりしっかりした透けない素材なので、このようなバーテション代わりにもおすすめです。

授乳室のお隣は、オープンな手洗いスペース。お食事前は手を洗いましょう。

『ウェルラウンドシンク フレーム450』です。自宅のトイレの手洗いとしては、『コンパクト手洗い器』に比べるとちょっと大きめなんですが、店舗の手洗いとしてはちょうどよいサイズ感。

シンクの縁にハンドソープも置けちゃいます。

トイレの中でも『ウェルラウンドシンク フレーム450』と『工業系レセップ ソケット01』、『メタルフレームミラー』が活躍してました。

波板に中空の縞々など、いろいろなポリカーボネイトのはまったファサード。商店街を行き交う人をぼんやり眺めながらまったり。

ドリンク300円でオフィス利用もできるそうですよ。長居ウェルカムで、ドリンクはお替わりでき、時間制限なし、ネット環境あり、電源も取れるんですって。疲れたら畳でごろり。リフレッシュには、すぐ近くの銭湯「梅の湯」でさっぱりと。最高ですね。

お近くの方も、そうでない方もぜひお出掛けください。
ニューニュータウンプロジェクトの概要は、こちらの東京R不動産のコラムも合わせてどうぞ。

お隣の「串カツ専門にしかわや」、通り沿いのギャラリー兼食堂「灯明」さんの事例もあります。

(来生)

おぐセンター

東京都荒川区西尾久2-31-1
営業時間:11:30〜20:00
定休日:月曜

  • 施工は、解体から大きな部分の内装、設備設置までをDrawerに。ファサード部分は、How to makeにも登場する大工のヒカリワークス 渡邉光さんに。そして、塗装などはスタッフみんなでDIYという役割分担で、協力してもらい仕上げたそうです。

株式会社Drawer | ドロワ

個人住宅、賃貸住宅、賃貸オフィスや店舗のインテリアデザイン及び内装工事を行う設計施工会社。
空き家を借り上げてリノベーションを行い、賃貸運用するサブリース事業も行っています。スチールプロダクトの企画・制作・販売も手掛けています。

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