いわゆる高窓と言われる位置に設置された『木製室内窓』。
見た目と空間の馴染みの良さももちろんですが、機能的にも優れていて、この空間の中のキーアイテムだなと感じました。
まず、プライバシーは確保しながらも、廊下からの明るい光が個室にも届けられる。
押し出しタイプなので窓を開けば換気もでき、窓の無い部屋も心地よく過ごせそう。
窓が高い位置にあるので、置く家具の高さも制限を受けないのも高窓のいいところですよね。
もちろん家具だけじゃなくて、棚をつけるとか絵を飾るとか、壁を使ったインテリアも楽しめそうです。
このお部屋は特に、奥の壁もスポットライトと黄色で仕上げられていて飾りがいのある空間。壁に余白が残ってることが重要そう。
いただいたお写真は暮らし始める前の様子ですが、高窓がある暮らしを思うと、心地よく生活するイメージが膨らみました。
(梅川)
株式会社AIDAHO / アイダホ
照明器具や家具単体から、住宅、商業施設、オフィス、福祉施設、医療施設など、規模もジャンルも幅広く手掛けている設計事務所です。「木製室内窓」「フラットレセップ」などの開発パートナーです。
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