今回ご紹介するのは、海外出張時に利用できるよう、空港近くにセカンドハウスを建てられたお客様の事例です。

よく出張で訪れるカリフォルニアで見られるアイクラーホームのような家に住んでみたいとずっと思われていたそうです。

※アイクラーホームとはミッドセンチュリー時代にジョゼフ・アイクラー氏らが手掛けたモダン住宅のこと。(アイクラーホームの家の特徴は、お客様の事例とあわせてご案内していきますね)

特徴その1: 平屋であること&エントランスドアはPOPなカラー

屋根の縁の淡いブルーと玄関ドアのビビッドなカラーが映える、平屋スタイルのモダンな外観が目を引くお家です。

特徴その2:屋外と室内との境界があいまいであること

こちらは裏庭から撮影した写真です。

家の中と外の境界が曖昧なつくりになっています。リビングと庭がゆるくつながるため、自然とお庭も生活空間の一部になりそうですね。

特徴その3:ガラスを多用し開かれた空間を作ること。

リビングダイニングは大きなガラスを用いた、とても開放的なつくりになっています。
光と風を目一杯に感じながら、ゆったりくつろいだ時間が過ごせます。

当時の家具で彩られたリビング

ラワン材のあたたかい雰囲気に、ミッドセンチュリー時代の家具やキッチンの建具のポップな色使いが、楽しいアクセントになっています。

特徴その4:中庭(アトリウム)があること。

リビングの奥には、天窓から自然の光が差し込む広々としたアトリウムが設けられています。

刻々とうつり変わる空の色や雲を眺めながら、何にも考えずぼーっとするのも楽しそう。

特徴その5:外に閉ざされている一方、プライベートエリアは開かれた空間になっていること

家の中に一歩踏み込むと、まるで外のようなアトリウムが待ち受け、一面ガラスの明るいリビングから再び裏庭に抜けるつくり。「ここは家の中?それとも外?」と思わず困惑しまう程、家の中にいながら外を感じられる工夫が随所に散りばめられています。

家で過ごす安心感と外にいる爽快感を同時に味わうことができる、なんとも贅沢な気持ちのいいお家です。

そんなお家の洗面に、『ミラー電球』をお使いいただきました。反射した光をさらに反射させるというユニークな設置方法。

この家の雰囲気にもあっていますね。

プライベート空間をしっかり守りつつ、内側に開かれた家。
開放的で心地よく、自然をゆったりのびのび感じることが出来る空間は、おうち時間の楽しみ方の幅を広げてくれそうです。

(ヤマキ)

株式会社ビームスファクトリー(建築空間創作集団colours)

デザイン・設計から施工までをすべて自分たちの手で行う多能工集団です。

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