団地のタウンハウスをリノベーションしたお宅に、toolboxの照明を2アイテム採用いただきました。
玄関を入ると出迎えるのは、大きな電球。
ソケットランプ METALの亜鉛に吊るされているのは、イカ釣り漁船で使われる集魚灯です。
どぶ漬けの亜鉛メッキによる表情には個性があって、ビッグシルエットな集魚灯とのバランスもGOOD。
玄関は小さな空間なので、飾りすぎるとうるさくなるし、でも主張はほしいところ。
シンプルな形同士ながら、個性と個性の掛け合わせで存在感のある照明になっています。
もうひとつ、洗面室に採用していただいたのは真鍮ソケットコード。
E17 ねじりコードが2灯使いされています。
真鍮ソケットコードのような小ぶりなペンダントライトの複数灯使いは、おすすめしたいテクニック!
真鍮の持つエレガントさと、華奢な印象のねじりコードが、モルタル壁やアイアンサッシなどのハードな素材とナチュラルな木の洗面台とのあいだを取り持っているようです。
照明やスイッチなどのパーツを選んだのは設計士さん。
お施主様いわく、細かなものを選ぶときは目先の「好き」を優先してしまい、部屋ごとにテイストがバラバラなものを選んでしまう危険もあるので、そうならないように設計士さんに選定を委ねたのだそう。
お施主様が設計士さんのセンスに全幅の信頼を寄せているからこそできることですね。
統一感のある空間をつくるには、細部が重要!そんな家づくりの極意を教えてくれる事例です。
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