自宅造作キッチンに、「フリーカット無垢材 ブラックチェリー」を使ってます。このレビューを書いているのは、使用してから3年経過した状態。無塗装で買って、自分でオイル塗装+ワックスをして、工事でキッチンに仕立ててもらいました。

さて、レビューを書くにあたり、家づくり中のフォルダを探っていたら天板を塗装しているときの写真が出てきたので見てみましょう。社内の工房で作業した様子、これは届きたてホヤホヤのやつ。今のと見比べると「白い!」って思いながら見てます。

そして次は、オイルを1回塗ったところ。

オイルが染みてチェリーらしい色が出てきた感じですね。それでも使ってる現状のからしたら「明るい色だなぁ」と思っていたり。

この時に使ったオイルはこちら「匠の塗油・クリアー」
※ちなみに弊社商品ではございません

名前がカッコいいでしょ…匠の塗油……ゴクリ。(飲んではダメですが、成分としては乾性油であるエゴマ油なので、キッチンで使うのにも安心です。)

そして日常のメンテナンスとしては「蜜ろうワックス」を使用しています。こちらもミツバチ由来の蜜ろうとエゴマ油からできてるので、キッチンに使うのにもちょうど良い。

この写真は3年目の今日このごろ。いい感じの深いチェリーらしい色に育ってます。

ショールームに立っていると、キッチンに木の天板を使いたいというお客様もチラホラいらっしゃるので、その時は一緒になってすごく盛り上がります。何と言っても気になるのはお手入れじゃないですか。普段掃除やメンテナンス性を気にしない性分の私ですが、流石に木の天板を水回りに使うのは、しかも自然系オイル塗料でとなると、ドキドキでした。

引越し当初はそれはそれは恐る恐る使ってました。毎晩綺麗に乾拭きしてあげて、週末ごとに蜜ろうワックスする勢い。(多分それはやりすぎ)
でもそんな丁寧な生活は長続きしません。

徐々にワックスの頻度は1ヶ月に1回、2ヶ月に1回、3ヶ月に1回…と伸びて、今は定期的にワックスするというよりは、天板の表面を見て「あ、なんかカサカサしてきたな?」と思ったら塗っています。寄りの写真、表面がカサついた感じ。お分かりいただけるだろうか…。

匠の塗油は、住んで2年目くらいに1回塗り直しましたが、普段はもっぱら蜜ろうワックスです。最初だけ気にかけてメンテしてあげれば、ある程度木に油分が染みて防御力も高まってくると思うので、水なら多少放置しても、今のところは染みになるってことはないです。

次の写真はワックス後。ワックスしたら24時間くらいは使わないで乾燥させてあげた方が効果あるんですが、キッチンという家庭の主戦場ではそんなダウンタイムはないので割と数時間後から使っちゃいます。濡れた野菜とかもそのまま置いちゃうことありますが、水は染み込まずにある程度玉になってくれます。

一応心がけとしては、毎日使ったら、最後に拭くということ。といっても、キッチンペーパーで濡れてるとこだけ拭く…くらいの簡単な程度です。水拭きもたまにしますが、そうすることで表面の水分が乾く時に油も持っていっちゃうので、メンテ頻度が高まる感覚がありますね。

醤油とかアルカリ電解水などのお掃除系の液体を垂らしたままは染みになり易いので、過去にやらかした経験から、注意力は高まりました。そのおかげでメンテナンスする方法も覚えたような気もします。全部の染みを愛せるほど心広くないので、それなりにショックも受けましたし、頑張ってその時はメンテしたり。結果それがいい感じだったりするのかもしれません。

メンテフリーではないけど、「ヨイショ」というほどのメンテじゃないし、ほんと毎日のお手入れは拭いてるだけです。他の天板でもビチョビチョのまま一日終えて寝るのは気持ち悪いと思うんで、それを拭ける人は大丈夫、木天板とうまく付き合えると思います!

面倒くさがりな自分がたまにメンテしなきゃいけないことで律されるのが丁度良いのと、無塗装だった木を自分でオイルメンテしながら使えてるってことに、満たされる感じがあるんです。