躯体のコンクリートの質感を主役に置いて、室内の要素は最小限に。視界に入るひとつひとつを丁寧に選択された家。
レンジフードやエアコンを露出しない収まりにしていたり、照明は壁付けのブラケットライトとダイニング上のペンダントライトのみと潔く絞っていたり。実用性と美しさを兼ね備えたものだけで構成されています。
そんな凛とした空気が漂う空間の奥にあるのが、憩いの場となるダイニングテーブル。スチール角パイプの脚と、「フリーカット無垢材」の天板を組み合わせてつくったもの。
建物自体と一緒に計画されたこともあり、上部に等間隔で並んだペンダントライトと共に、空間にピッタリと溶け込んでいます。
背面にあるラワンで造作したキッチンとの相性を考えて、天板の樹種は「ユーカリ」を選択。穏やかな木目と、赤みを帯びた木肌が調和しています。無機質でモノトーンの素材と合わさって、木の持つ温かな素材感が一層引き立っているようです。
今まで、家づくりの終盤に、完成品から選択するものと捉えていたダイニングテーブル。改めて考えてみれば造作キッチンや照明などと同じように、家の中心となるべき存在。ダイニングテーブルも内装材として、最初から計画する大切さに気づかせてくれる事例です。
写真提供:@minimal_house___
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