見せたくないものは上手に隠す。
キッチン上のスペースを『スライスウッド』を使って仕上げた事例をご紹介します。

白い壁に、濃いめの木の色が空間を引き締めているキッチン。
収納スペースが豊富で使い勝手の良さそうですが、スライスウッドを使う前は空調のダクトが丸見えでした。

これは気になってしまいます。

それを隠すものが、下の三角形。
廃材で下地を作り、表面にスライスウッドを貼り付けて完成させてあります。
下地をコストのかからないもので作っているので、比較的手軽に作れるのがポイントです。

ちなみに、スライスウッドはオイル塗装してあります。
砂のテクスチャー感じる白い壁と相性が良い、深みを感じる風合いです。

そのキッチンですが、スライスウッド以外にも『棚受け金物』を使って幅の狭い調味料を置くのにちょうど良さそうな棚を作って頂いたり、

ステンレスのシンプルさが美しい『ハンガーバー』もお使いいただきました。
仕上げの段階でこだわりたい部分って多いと思いますが、貼り付けるだけで雰囲気の大きく変わる薄い木材は、幅広い使い道があります。

  • 写真の「スライスウッド」は仕様変更前のものになります。現在販売しているものとはサイズが異なります。

紹介している商品

PS-BK001-09-G017
¥2,500/本

関連する事例記事

新築建売から一転。新婚夫婦が選んだのは、実家である古い長屋のリノベーション
新築建売から一転。新婚夫婦が選んだのは、実家である古い長屋のリノベーション
結婚を機に「家をどうするか」を考えはじめたご夫婦。最初は新築の建売住宅をいくつか見て回ったものの、「これだ」と思える家には出会えず……。そこで思い切って、ご主人がこれまで暮らしていた長屋テラスハウスをリノベーションして、自分たちらしい暮らしをつくることにしました。
「これがほしい」を選ぶだけ。WEBでつくる“自分仕様”の規格住宅
「これがほしい」を選ぶだけ。WEBでつくる“自分仕様”の規格住宅
「家づくりの楽しさを、もっと気軽に感じてほしい」そんな思いから岡山の住宅メーカー「ライフデザイン・カバヤ」と一緒に企画した、WEB上でシミュレーションできるセミオーダー型の規格住宅。その仕組みを使ってマイホームを建てられた、ご家族の暮らしをご紹介します。
運命を感じたのは「解体予定」の一戸建て。施主の熱意が叶えた、昭和レトロ×アメリカンヴィンテージな住まい
運命を感じたのは「解体予定」の一戸建て。施主の熱意が叶えた、昭和レトロ×アメリカンヴィンテージな住まい
「この家を壊さず、リノベーションさせてください」。解体を固持する売主に、この家への強い想いを丁寧に伝えて交渉。惚れ込んだ空間を活かしながら、思い描いていた暮らしを叶えたご家族の、家づくり物語をご紹介します。
初めての自邸リノベ。「好き」を頼りに組み立てていったtoolboxアイテムが彩る住まい
初めての自邸リノベ。「好き」を頼りに組み立てていったtoolboxアイテムが彩る住まい
toolboxのファンだという奥さま。カタログをめくるたびに「これもいいな」「あれも使ってみたい」と、気になるアイテムがどんどん増えていったそう。事例やイメージを見ながら空間を組み立てていくうちに、気づけば家じゅうにtoolboxのアイテムが散りばめられた住まいになっていました。