このところの状況により、すっかりテレワークが定着してきたように思えます。

ご自宅での仕事環境を整えるために、デスクを探したり、椅子を変えてみたり、試行錯誤されているかたは多いのではないでしょうか? 私たちtoolboxにもデスクまわりのご相談が以前より多く寄せられています。

そこで今回お話を伺ったのは、1LDKのリノベーション賃貸に住むデザイナーのご夫婦です。

お互い会社勤めで、家はやすらぐ場所という存在。間取りが1LDKということもあり、仕事用のスペースも確保はしていません。

3月から夫婦共々テレワークになり、ダイニングテーブルをデスクとして兼ねながら、働く日々はじまりました。

元々使っていたテーブルのサイズは、幅1195mm×奥行585mm。職業柄それぞれPCを2台ずつ使うこともあり、テーブルの上はパンパンに。

充電器などのケーブル配線も気になり、ちょっと席を立ったときにコードに引っかかることもしばしば。食事のたびに全てを片付けるのも手間だったと話します。

こんな状況が1ヶ月続いたところで限界を感じ、快適な作業環境を整えるために「仕事ができるダイニングテーブルをつくろう」とご夫婦は立ち上がりました。

そうしてDIYで完成したのが、こちらのテーブルです。天板のサイズは幅1200mm×奥行750mm。幅は大きく変わっていませんが、奥行を150mmほど広げたので、落っこちそうだったPCもしっかりと収まっていますね。

こだわりの天板は、無垢材の床にどうしてもリノリウムの白い質感を合わせたくて、知人にオーダーしたのだそう。この天板に似合う脚を探すのがとにかく大変だったと言います。

インターネットの大海原をさまよい悩む日々。ある日「そういえばtoolboxは建材だけでなく、テーブル脚も取り扱いがあったかも?」と奥様が思い出し、ようやく『スチールプレート脚』に辿りつきました。

そうなんです。我々「テーブル脚」も各種ご用意しておりますよ。

「脚のシャープな形状と黒皮スチール仕上げのストイックな格好よさ。しっかりした存在感で天板を支えてくれて、ふたつとない素敵なテーブルに仕上がりました」と、嬉しいコメントをいただきました。

見た目に加え、こだわりは配線まわりにも。カーテン側の天板の短辺に配線用の切り欠きをつくり、ケーブルガイドにしています。

テーブルの下には配線用のバスケットを、これまたDIYで設置。そして写真を拡大するとよく分かるのですが、右奥のスチールプレート脚の内側に、黒い電源タップの配線を沿わせ、カーテン横のケーブルボックスに逃がしています。

プレートを「くの字」に折り曲げた脚のデザインを有効活用したナイスアイデア! 個人的にも真似したいところです。

見た目も機能も考え抜いた、働くダイニングテーブルがあることで、心地よく無理のない環境で仕事に打ち込めるようになったと話します。

これからの住まいのありかたと働きかたのヒントになりそうな、素敵な事例をお届けしました。

(塩川)

そのほかにも住まいや暮らしのアイデアは、お客さまのInstagramからご覧いただけます。
@o.acco

紹介している商品

関連する事例記事

愛着にさらなる愛情を
愛着にさらなる愛情を
お手持ちの座卓を起点にダイニングセットを作り上げたご家族からの事例です。
会議スペースに選ばれる”脚”
会議スペースに選ばれる”脚”
「レンタル収納スペース」を提供する会社が、『角パイプフレーム脚』と『スチールプレート脚』、『フリーカット集成材』を導入いただきました。
“住まいのプロ”のテーブル
“住まいのプロ”のテーブル
カタログ置き場に、『スチールプレート脚』を使ったテーブルをつくっていただきました。