今回ご紹介するのはオープンな洗面空間の事例です。

通常、洗面台は脱衣所の中に設置されることが多いですが、今回の物件は脱衣スペースが非常に狭く窮屈な間取りだったため、脱衣所に無理に入れ込むことはやめて思い切って外に出すことにしました。

配置したのは玄関の真ん前。

思いっきり目立つ場所なので、生活感がでないよう選んだのは、家具のような雰囲気の「ミニマル洗面台」(このプロジェクト用の特注仕様になります)。淡いグレイの「水彩タイル」をあわせて上品に仕上げました。見せたくない細々したものはボックスミラーの中にしまうことができます。

洗面台とボックスミラーのシナ材は淡いグレーに塗装している特注仕様。

タオル掛けに選んだのは「棒棚受け」。写真のようにグリーンを掛ければ、アイキャッチにもなります。

フォルムが美しい「壁付セパレート混合水栓」をあわせて。タイルとの相性もばっちり。

外から帰ってきてすぐに手洗い・うがいができるというスムーズな動線も思えばすごく魅力的。明るく開放的な空間で歯磨きをしたらシャキッとした朝が迎えられそう……!

狭い脱衣スペースから解き放たれたことで、気持ちのよい洗面空間が生まれました。

(ヤマキ)

紹介している商品

PS-BK005-02-G141
¥2,600/本
SF-RK009-03-G239
¥20,500
KB-AC018-03-G141
¥40,500
KB-PR010-04-G183
¥136,200~
  • 写真の「壁付けセパレート混合水栓 洗面用 クローム L178」は仕様変更前のもので、現在販売しているものとは仕様が異なります。

関連する事例記事

「広いリビング」だけじゃない。家事ラク間取りが「のんびり時間」を生む、100㎡超えの住まい
「広いリビング」だけじゃない。家事ラク間取りが「のんびり時間」を生む、100㎡超えの住まい
誰もが憧れる「広いリビング」。でも、そこでゆっくり「くつろぐ時間」がなければ、本末転倒。子どもが個室に引きこもるのを防ぐ工夫や家事ラク要素を盛り込んで、「広いリビングで家族がくつろぐ時間」をつくり出した事例をご紹介します。
泊まれる“町工場”!?下町感たっぷり、東大阪の商店街のまちごと堪能するホテル
泊まれる“町工場”!?下町感たっぷり、東大阪の商店街のまちごと堪能するホテル
商店街と町工場がにぎわう東大阪・布施にある SEKAI HOTEL Osaka Fuse。 夕食は商店街の飲食店で、入浴は昔ながらの銭湯で。朝食はにぎわいのある喫茶店で。東大阪・布施の商店街を“まちごとホテル”として楽しめる、町工場をリノベした客室をご紹介します。
「リメイク」なリノベ第2弾は施主と一緒に挑戦!アーティストの感性と昭和デザインがミックスしたアトリエ兼住居
「リメイク」なリノベ第2弾は施主と一緒に挑戦!アーティストの感性と昭和デザインがミックスしたアトリエ兼住居
「studyroom#1のようなリノベがしたいんです」から始まった、フランス人アーティストとツールボックス工事班のコラボレーション。既存の内装を“素材”として活かす「リメイク」なリノベーションと施主の感性が融合した、アトリエ兼住居をご紹介します。
10畳の和室が水回り付きのホテルライクな寝室に!部分リノベで叶えた、猫との快適なプライベートルーム
10畳の和室が水回り付きのホテルライクな寝室に!部分リノベで叶えた、猫との快適なプライベートルーム
実家を引き継ぎ、築45年の和室を寝室として使っていたお施主さま。寒さに悩まされていたその空間を、「寝る」「身支度する」「仕事する」「猫とくつろぐ」ができる、プライベートルームへと部分リノベしました。