お気に入りの窓辺のすごし方
午後のゆるい光が差し込むリビングの窓辺。床のクッションに座り、コーヒーを飲みながら、本のページをめくる。
窓の外の喧騒をよそに、一人で過ごす静かな時間。そんな、ゆるやかな空気をつくりだしてくれる窓辺には、木のガラス建具が添えられています。
ガラスを囲んですっと立ち上がる、まっすぐでやわらかな木のフレーム。お気に入りの家具やグリーンの延長線上に広がる窓辺は、見た目のあたたかな雰囲気に加え、冬でも寒さが和らぎ、ついゆっくりしてしまう。窓の近くで過ごす時間そのものが、自然と長くなっていきます。
そんな、外部との境界を引き直し、心地よい窓辺空間をつくりだしてくれるのが、『木製インナーサッシ』です。
窓の“こっち側”は自分の世界
いくら中古マンションをリノベーションして内装を好みに仕上げても、既存のアルミサッシだけは、自分で勝手にいじれない。どこか借り物のような存在でした。
けれど、そこに重ねられた「木製インナーサッシ」は、手で触れた時のやわらかな質感も心地よく、自分の暮らしの延長線上でつながっているように感じられるんです。
余計な要素をそぎ落とし、木の良さを引きだしたシンプルな佇まいは、近くに置いた家具やグリーン、小物を自然と引き立ててくれます。
見付の幅や素材が決まっているという意味では、「木製インナーサッシ」もサイズオーダーできる既製品の建具。一方で、「窓辺の空間全体の雰囲気がよくなる、自分のお気に入りの家具たちの延長にあるもの」そんな気分になるという意味では、この建具は、インテリアの要素が強い。
「木製インナーサッシ」を、部屋の内側に取り付ける行為は、既存サッシを覆い隠すというよりは、外とは切り分けられた、気持ちのいい、“こっち側”をつくり、窓辺を自分の世界に引き入れる、というニュアンスが近い気がします。
窓辺の近くに居場所をつくりたくなる。そんな存在です。
窓辺に、ちょうどいい木の存在感
空間にどんなバランスで木を取り入れるかは、インテリア全体の印象を左右します。窓辺にすっとした木のフレームが添えられると、周辺の素材合わせの選択肢も広がります。
とある窓際のダイニングは、無機質な素材のテーブルやチェアの曲線に対して、縦にリズムよく重なる木のラインが印象的でした。
ウールカーペットを敷いたこちらのリビングでは、窓の木フレームとベンチが、空間のやわらかなアクセントに。
素材に選んだのは、ヒノキ。軽くて開閉がスムーズ。結露の懸念に配慮し、耐水性・調湿性にも優れた国産材です。
美しい木肌は、時間とともに、飴色へと変化していきます。他の家具たち同様、日々触れて、自分の家の一部として使い込んでいってください。
また、心地よい窓辺であるためには、見た目だけでなく、断熱や防音も大事な要素です。
機能性重視の商品ではありませんが、実際に導入いただいた方からは、「隣接する公園で遊ぶ子どもたちの声が、あきらかに静かになった」「冬の季節、前より寒くない!」なんて声をいただいています。
造作のような、静かな佇まいを目指して
どんな空間にも取り入れやすく、空間の背景として静かに佇むことを大切にしました。主張しすぎない、アノニマスなデザインです。
意匠上、影響の大きい手掛けは、正面から見えないよう側面に配置。戸車があるので、そっと手を添えるだけで、軽やかに動きます。
世の中の既存サッシは、太さや形状もさまざまですが、見付の幅は、既存サッシを程よく覆える寸法に。太過ぎず、細過ぎず。横桟は設けず。ガラスの開口部がすっきり広がる気持ちよさを優先しています。開口部に合わせて、mm単位でサイズオーダーしてください。枠も合わせて購入可能です。
この「木製インナーサッシ」を取り入れることで、窓辺が、ただ景色を眺める場所から、近くにいて心地よい場所へと変わる。窓のそばに、自然に居場所が生まれる。そんな、きっかけになれば嬉しいです。
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