商品を管理しお客様に届けてくれるパートナー

toolboxはWEBショップとしてたくさんの建材を販売していますが、自社倉庫を持っていないため、仕入れ商品の管理と梱包・発送は倉庫事業者に委託しています。

WEBを母体としているtoolboxでは、システム上で商品を管理しているため、あらゆることをデータとして捉えてしまいがちです。けれども、システムの先には、私たちと一緒にtoolboxの商品を届けるために動いている人がいます。
普段オフィスで仕事をしていると、汗を流しながら働いている人の存在を感じる機会はなかなかありません。だからこそ、入社したら必ず、この委託先の倉庫を訪れてもらうようにしているのです。

倉庫見学をはじめてみたら...

実際に倉庫に足を運ぶことで、毎日toolboxの商品を梱包・発送してくれている人たちがいることを認識してほしい。そして、さまざまな人や企業に支えられながら日々仕事をしていることを忘れないでほしい。
そんな想いから、2年前に倉庫見学をスタートしました。

長くtoolboxを担当してくださっているスタッフさんは、広大な倉庫のなかで商品を探し当てるのもお手のもの。瞬く間に商品を集め、検品し、箱詰めしていきます。その後、荷物は運送会社の手にわたり、お客様のもとへ届けられるのでした。
このような過程を見る機会はなかなかないため、その職人技とも言える仕事ぶりには毎回驚かされます。

2年前にこの倉庫見学を始めてから、私たちと倉庫側との関係性に嬉しい変化もありました。倉庫の担当者さんも私たちを迎え入れるにあたって、仕事の内容や流れがわかりやすいように「デモンストレーション」をする時間を確保してくれるようになったのです。
普段の仕事の様子をこっそり拝見できるだけでもありがたいのに、わざわざ私たちのために時間を割いてくださるなんて。今日まで築いてきた信頼関係の賜物だと、これまでの日々にも思いを馳せてしまいます。

日々の業務を顧みるきっかけも生まれる

倉庫の皆さんの仕事の流れを知ることは、自分達の普段の業務を顧みる機会にも繋がっています。
見学の際、ちょうどカスタマーサービスのスタッフも同行していました。
自分達のオペレーティング業務のその先にある実際の倉庫の動きで、気になった点が生まれたようです。

例えば、やむをえない事情により商品を出荷日当日にキャンセルしたいというお申し出があった場合、どのような対応をしているのかという話がありました。倉庫担当者からの回答は、タイミングによってはシステム上でキャンセルすることもあれば、すでに梱包された荷物のなかから探すこともあるとのこと。

この答えを聞いて、システム上で完結していると思っていたけれど、手作業で探すという人海戦術的な側面もあることに驚きました。
商品のキャンセルは当然起きてしまうもの。
けれどもそこで考えることを終えていいものかと、お互いに今よりよくできる可能性はないのか?という問いが生まれました。簡単には答えが出ない問いですが、双方の立場を考えて今よりもより良い解決策を見出していく必要がありそうです。

パートナー企業の見学が私たちにもたらすものは、その業務内容を実際に目にして理解することだけではありません。お互いによりよい関係性を築きながら、それぞれの事業を成長させるためにはどうすればいいかを考えるきっかけも得ることができます。

よりよい仕事のために多くのインプットを

TOOLBOXは、目の前のお客様のことだけではなく、一緒に働くスタッフはもちろんさまざまなステークホルダーとの関係を大事にしながら、よりよい仕事をすることを大切にしています。そのため、「研修内容」が多岐にわたり、インプットの期間が長めに設けられています。私たちは、後で必ずこれらのインプットが仕事に生かされるときがやってくると信じています!

入社後の研修やオンボーディングについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

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