SPIN-OFFプロジェクト応募受付開始!建築家が生みだした 「誰かのためのデザイン」を toolboxが「商品化して広く届けます」

こちらの募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。

SPIN-OFF(スピンオフ)プロジェクト始まります!

私たちtoolboxは、建築家の方がクライアントのためにデザインした家から生まれた「ドアハンドル」、「棚受け」のようなパーツ類、「建具」や「手摺り」、「キッチン」「洗面台」「照明」「換気扇」などの造作アイテムをジャンルは問わず広く募集し製品化する企画を立ち上げることにしました。その名も「SPIN-OFF(スピンオフ)プロジェクト」。

スピンオフという言葉は、映画やドラマなどでよく耳にすると思います。意味は「派生的に生じたもの」。

今回は、建築家の方にtoolboxのためのプロダクトデザインを依頼したいということではありません。 建築設計の中で、クライアントの方の住まいのために生まれたカタチ。それは、時により多くの方が欲しいデザインである可能性を秘めていると思います。それをひとつの商品として派生させることで、たくさんの人の手に渡っていき、より多くの方の家づくりが豊かになる。そんなプロジェクトにしたいという思いを込めて「SPIN-OFF」という名前にしました。

建築家の設計した家から生まれたアイテムたち

toolboxが生まれたのは、2010年。元々、設計・施工に携わっていたメンバーが、クレーム対応を重視するあまり、質感よりも傷がつきづらくツルピカした建材ばかりがあふれる日本の住宅業界に疑問をいだいたところから、立ち上がりました。

「日本の住空間に楽しさと豊かさをもたらす」というミッションを掲げ、サイト立ち上げから、2022年の10月で13年目を迎えます。toolboxで販売している商品は、現在約2200点。オリジナルで開発したものと、メーカーのセレクトアイテムがあります。

例えば、リノベーションの現場での困りごとを解決すべく生まれたオリジナル商品「フラットレンジフード」は、梁下に納まりやすさを考慮した高さ20cmの薄型タイプで、計7ヶ所へ排気方向の選択が可能というもの。アトリエ系の設計事務所から転職してきた商品開発チームのメンバーによって生み出されたアイテムです。

「軽やかさ」にこだわった『フラットレンジフード』。開発担当者が込めた想いをご紹介します。

そして中には、建築家の方が家の設計をした際に生み出したものを商品化したこともいくつかあります。まさに、今回募集しているような、一軒の家づくりから生まれ、商品化に至ったアイテム。その実例をご紹介します。

「小さいお子さんのいる家族」のために生まれた室内窓

木製室内窓』は、2016年に発売開始。価格も手頃で、現場で造作するより安いと、いまでは、一般の方はもちろん、プロの方から採用されるケースも多く、Instagramでも多くの事例写真があがる人気商品です。

光や風、家族の気配を届ける室内用の窓。引き違い窓と押し出し窓、はめ殺しタイプがあり、明かり取りや換気窓として使えます。

この商品は、実はある建築家が、小さいお子さんのいる家族のための家のリノベーションの設計をしている時に生まれたものでした。

「木製室内窓」が生まれたリノベーションの図面。プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。

「木製室内窓」が生まれたリノベーションの図面。プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。

マンションのリノベーションで玄関を広い土間にして、その奥に個室を。そんなニーズは多いのです。

マンションのリノベーションで玄関を広い土間にして、その奥に個室を。そんなニーズは多いのです。

マンションの1室をリノベーションする際に、どうしても間取りの都合上、玄関を入ってすぐの子供部屋が窓のない部屋になってしまうことに。

そのままでは光や通風のない、居心地の悪い部屋になってしまいます。そこで、建築家の方が考えたのが「木製室内窓」でした。

「窓」というと通常外部と内部の間にあるものですが、「木製室内窓」は内部と内部をつなぐ窓。

木製室内窓が取り付けられた子ども部屋は、柔らかい光と通風を得られただけでなく、子どもたちの気配が感じられる部屋になりました。

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木製室内窓を考えた建築家の方は、toolboxに商品化の提案をしてくれました。その後、toolboxと共同で、使いやすいように、バリエーションや資料を整え、試作を行い販売を開始。

すると、マンションから戸建ての方まで、新築・リノベーションに問わず、たくさんの方が、「木製室内窓」を必要としていることがわかりました。家づくりの際に、同じような悩みで困っている方がたくさんいたのです。

木製室内窓を提案してくれたAIDAHOの共同代表の(左)澤田 淳さん(右)長沼 和宏さん。

木製室内窓を提案してくれたAIDAHOの共同代表の(左)澤田 淳さん(右)長沼 和宏さん。

「この室内窓は、クライアントや敷地の条件に対して最適な空間を実現しようと努める中で、生み出されました。けれど、私達だけが考えたものではなく、同じように設計に取り組む多くの建築家が同時多発的にそれぞれの案件の中で、それぞれの室内窓を生み出していたと認識しています。

私達の場合は、室内窓を取り入れた住宅がちょうど完成し、雑誌に掲載されたことや、今の建具の制作元である山形の建具店と知り合えたこと。そのタイミングが重なり、「屋内の壁に窓をつける」というアイデアを、toolboxで販売するところまで繋ぐことができました。

販売を開始してからも、売れ行きの動向がわかることがとても面白く、様々なバリエーションを考えてゆくモチベーションになりました。

今では、雑誌やテレビで見かけたり、個人的にシンパシーを感じている建築事務所のworksの中に見かけたりと、自分達の全く知らないところで気に入ってくれた人達が自由に使ってくれている様子を見ることも多く、その度にとても嬉しく感じています。」と、AIDAHOの長沼さんが当時の思いと、いまの状況を語ってくれました。

建築家の方々は普段、特定の「誰か」のために設計を行っています。
そのなかで、たくさんの解決しなければいけない課題や問題に直面し、設計やデザインの手段を通じて解決しています。

「木製室内窓」の販売を通じて、その「誰か」のための解決方法は、商品という、より多くの方に届けられるカタチになることで、まだ知らない他の「誰か」の問題を解決していく、ということに改めて気付かされたのでした

お客様から日々お送りいただく「木製室内窓」の活用事例たち。

お客様から日々お送りいただく「木製室内窓」の活用事例たち。

住宅設計から派生して

日本にはとても素晴らしい建築家の方が数多くいらっしゃいます。あらゆる場所で、あらゆるシチュエーションで、たくさんの解決が常日頃から行われていて、当然私たちtoolboxが知ることができないものも数多くあります。

その「誰かのための解決策」のデザインは、時に「他の誰かの解決策」にもなるはずです。いろいろな条件から、直接、設計を依頼することは出来なくても、その誰かのためのデザインが商品として全国のどこへでも届けられるカタチとなることで、より、多くの方が、その素晴らしいデザインを自分の家づくりにも取り入れることができるようになったら。

建築家のデザインを商品化すること自体がこのプロジェクトの目的ではありません。アイデアを考えた建築家の方も、それを受け取った多くの人たちもお互いに良い関係が築けるかもしれない。そんな思いを広めるために立ち上がった「SPIN-OFFプロジェクト」。

建築家が設計デザインを行い、実際の現場で使われた、建材及び建築設備などのプロダクトを広く募集いたします。応募いただいた建材や建築設備をtoolboxで商品化し、販売できればと考えています。自薦他薦は問いません。

商品化された暁には、他薦の方には謝礼を、建築家の方には販売の売上に応じてデザインFeeをお支払いさせていただきます。誰かのために生まれたデザインが、よ