車いすから考えるリノベーション

車いすから考えるリノベーション vol.1

写真:太田拓実

長細い空間の中に、造作した置き家具が点在して連なるつくり。車椅子で移動でき、つかまり立ちができる幅に考えられている。
車いすから考えるリノベーション vol.2

写真:太田拓実

外出用車イスを置いたり、将来はスロープが設置出来るように広くとった玄関の土間スペース。
車いすから考えるリノベーション vol.3

写真:太田拓実

オープンな天板だけのキッチンに、周囲に配置した家具は全てラワンで造作。鉄の把手がアクセントに。
車いすから考えるリノベーション vol.4

写真:太田拓実

キッチン下部には、車椅子でも作業できるよう食洗機だけ設置して天板だけのオープンなつくりとした。
車いすから考えるリノベーション vol.5

写真:太田拓実

オープンなキッチンの背面には調理家電を置いたカウンター収納。
車いすから考えるリノベーション vol.6

写真:太田拓実

車椅子で料理しやすいよう、キッチン天板下はオープンに。IHコンロ下には分別のゴミ箱を置いて。
車いすから考えるリノベーション vol.7

写真:太田拓実

車椅子で料理しやすいよう、キッチン天板下はオープンに。IHコンロ下には分別のゴミ箱を置いて。
車いすから考えるリノベーション vol.8

写真:太田拓実

座ったまま調理しやすい高さを考え、天板高さは、床から820mmに設定。
車いすから考えるリノベーション vol.9

写真:太田拓実

食洗機からすぐ振り返って、背面の収納棚にすぐに仕舞える使いやすい配置になっている。
車いすから考えるリノベーション vol.10

写真:太田拓実

端材のラワンで造作した手摺り家具。設置高さにより、手摺りになり、玄関にあれば傘がかけられ、高い位置にあればコートハンガーになる。
車いすから考えるリノベーション vol.11

写真:太田拓実

キッチン背面カウンター収納の立ち上がりは、立って伝い歩きをするのにちょうど良い高さ。対面にある同じ高さの腰壁の笠木もつかまる家具。
車いすから考えるリノベーション vol.12

写真:太田拓実

車イスの軌跡でもある床のアールに沿って妻のワークスペースへ。ほどよいグリップがあるコルク床と、滑りにくいカーペットで床を構成。
車いすから考えるリノベーション vol.13

写真:太田拓実

両面からアクセス出来る島状家具は、あえて真ん中の背板をなくした。大型の写真集から子供たちの漫画まで、あらゆるサイズの書籍を受け入れる。
車いすから考えるリノベーション vol.14

写真:太田拓実

廊下から繋がるオープンな居場所となる洗面スペース。厚いヒノキの無垢材でベンチと台を造作。奥に浴室がつながる。
車いすから考えるリノベーション vol.15

写真:太田拓実

洗面スペースは、座りながらの利用が可能。洗面シンクには、ヒノキの無垢板を隙間を開けて設置。水溜まりを防ぎながらヒノキの肌触りを楽しめる。
車いすから考えるリノベーション vol.16

撮影:太田拓実

浴室と洗面室はカーテンで仕切るつくりに。座ったまま移動できるよう。洗面のベンチと浴室の腰かけの高さを揃えた。
事例概要

夫と2人の子供がいるYさんは、足や手の筋力が徐々に弱くなっていく症状の遠位型ミオパチーという疾患がある車椅子ユーザー。中古マンションを購入して住まいをリノベーションするにあたって、学生時代ともに建築学科で学んだ20年来の友人たちに設計と家具製作を依頼しチームで取り組んだ。車椅子を併用し、家の中で手摺りや家具につかまりながら歩く必要があるという条件のもとに、部屋のつながり方、家の中に「道」をつくっていくような感覚で、オリジナル家具を中心とした空間構成が考えられていった。

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事例情報
所在地

東京都

物件種別

マンション

リノベーション完了年

2022年

設計

田岡博之建築設計事務所

パートナー

有限会社SOLO

写真撮影

太田拓

関連URL

https://www.r-toolbox.jp/stories/usersreport/149395/

プロ情報
田岡博之建築設計事務所

建築における人と環境とのつながりを追求し、家をつくるという過程もたのしみながら、一緒に考えていけるとよいと思っています。新築もリノベーションも、その環境ならではの暮らしのかたちを探していきたい。土地探しも相談可能です。

有限会社SOLO

空間設計、家具の製作管理、プロダクト開発を主な業務とする小さな会社です。様々な専門家とのネットワークがあり、仕事ごとの最適なチーム結成をできるのが強み。プロセスを重視し、お客様の課題解決に真摯に取り組んでいきます。

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車椅子を併用し、家の中で手すりや家具につかまりながら歩く必要がある妻のYさん。学生時代からの仲間の建築家、家具デザイナーに声を掛け、間取りというよりも、部屋のつながり方を大切に、家の中に「道」をつくっていくような感覚で、オリジナル家具を中心とした家が出来あがりました。