再開発ですっかり景色の変わった東京・虎ノ門エリア。
エリアのシンボルにもなっている虎の門ヒルズのグリーンを借景とするような、5階建ての築古一棟ビル。
いつもお世話になっている工務店ルーヴィスがカリアゲて、賃貸オフィスビルに改装した事例です。
いわゆるエレ無し(エレベーター無し)物件で、ワンフロア約60㎡のオフィス×3フロア、最上階のみ住居仕様。
最上階は、別の記事でご紹介するとして、がんばってのぼりきった4階からご紹介してきましょう。
扉を開けると、どーんと広がるワンフロア。
手前に大きなキッチンカウンターがあり、その先がフローリングの執務スペース。
何年も使い込んできたような色褪せた渋い色味が特徴の『燻蒸フローリング』を使っていただきました。
これまで、同じオーク材でももっとカジュアルな雰囲気を持つ『ラスオークフローリング』は、よく使ってもらっていたのですが、お初の『燻蒸フローリング』の感想、設計と現場監理を担当した渡邉もえさんに聞いてみました。
「色味が絶妙で空間がグッと締まるというか、もっと色の強いフローリングも色々ありますが、それに張っていけるぐらいの存在感のあるフローリングって感じがしました!あとあの風合いで、幅の広いフローリングを選べるのがいいなぁと思いました。」
目の肥えたプロからの感想が嬉しい!
さて、お次は、下の3階へ。間取りは同じなんですが、床の材は、無塗装のような白っぽい表情が魅力の『スティルオークフローリング』を採用いただきました。
いざ、オープン!