対面キッチンの背面収納として可動収納棚を取り付けさせてもらいました。

そして、なんと今回は背面の壁をブリックタイルにしたいというご要望!

この組合せは絶対かっこいい。完成するまで楽しみにしてました。

左の写真はビフォアの状態。キッチンの後ろはなにかとモノが多くなりがちです。カウンターの上の空いてるスペースが使えたら、料理も楽しくなりますよね。

白い壁もなんだか退屈です。現地調査に伺った際、当初は羽目板の壁にしようか悩まれていましたが、部屋全体のイメージに合わないかもということで、ブリックタイルに。目地色も白で指定してもらいました。

右の写真は可動収納棚のレールを取り付けた後にブリックタイルを貼っているところ。ブリックタイルを幅に合わせて切っていく作業は音と粉塵が出ます。お客さんのご理解をいただきつつ、細心の注意を払って施工していきます。

ブリックタイルは硬いので、細かな加工が難しいのですが、さすがはプロ。コンセント廻りやレールの廻りをきれいにカットしてくれています。そして、目地!この目地は普通のタイルを貼るときの目地詰めのやり方と違って、わざとボソボソにしています。もう一度言います。さすがプロ!

そしてカラ松合板の棚を付けて完成!

キッチンの棚なので今回はウレタン塗装を棚板にしてあります。同じようにポリ合板も選択肢に入れていただいていたのですが、ブリックタイルとの組合せにはカラ松がよく合いますね。

対面キッチンの奥の壁は実は目線によく入る重要な壁。その壁に質感がでて、かつ棚としても使える。

お客さんに気付かせてもらった可動収納棚とブリックタイルの組合せ、お勧めです!

職人サービス:可動収納棚

株式会社アングロ | ANGULO

toolboxの初期から活動を共にしてくれているオーダー家具屋、石岡鉄平さん。
デザイン性の優れた家具製作のみならず、現場での施工や空間デザインも手掛けています。

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