住みながら、少しずつ。toolboxが考えるリフォームのかたち

リフォームやリノベーションというと、「引っ越し前にフルリノベ」や「老朽化した部分を修繕するメンテナンスリフォーム」といった、ある程度まとまった規模の工事を思い浮かべる方が多いかもしれません。

けれど、実際に暮らしていると「この壁一面だけ変えたい」「この床気に入ってないんだよな……。」といった、ちょっとした思いが生まれてくるもの。toolboxでも、そんな声をこれまでたくさんいただいてきました。

ただ、そうした希望をプロの手で叶えようとすると、対応してくれる施工会社が少なかったり、費用感が不明瞭だったりと、「やりたいけど、やれない」という状況が多くあるのが実情です。

フルリノベや大規模工事じゃなくても、住まいは少しずつ、自分の暮らし方に合わせて整えていける。すべてを最初につくり込むのではなく、「今の気分」や「これからの暮らし」に合わせて空間に手を加えていく。

toolboxでは、そんな考えを「アフターリフォーム」と呼び、住まいづくりの自然な選択肢として提案していきたいと考えています。

フルリノベだけが正解じゃなかった。私が暮らしながら整えて感じたこと

私自身、家づくりをこれまでに3回経験しています。

1回目は、マンションを購入してフルリノベーション
2回目は、戸建てを買って1階だけ部分リノベ
3回目は、中古の戸建てを購入して、買ったままの状態でまずは生活。住みながら、必要な部分を少しずつ手を入れていくスタイル

望んで何度もやったというよりは、転勤や子どもの成長など、暮らしの状況に合わせて家を変えざるを得なかった、というのが正直なところです。

当然ながら、リノベーションにかかった費用は

1回目>2回目>3回目

でも、満足度でいうと3回目が一番高かったかもしれません。

3回目の家づくりでたどり着いた、今の住まいの一角。
フローリングはDIYで敷き、壁は知り合いの工務店さんと一緒に合板を貼りました。奥の土間スペースは、もともと和室だった場所。自転車の手入れや犬の遊び場としても大活躍しています。
無理なく手を加えていけたからこそ、暮らしに合った空間が自然と育っていったんだと思います。

費用をかけていない分、気楽に考えられましたし、住んでから手を入れることで「本当に必要なこと」が明確になったんだと思います。
打ち合わせや、施工期間の負担が少ないのも、気持ち的にラクでした。

「住みながら整える」って、実はすごく理にかなっていて、一番しっくりきたんだと思います。

でも、いざやろうと思うと「どこに頼めばいいの?」「工事が大がかりになりそう……。」というハードルがあって、一歩を踏み出しにくいのが現実です。

その一歩を、もっと軽くできたら。今回の「壁貼り・床貼りサービス」は、そんな思いから生まれました。

まずは2商品から。壁貼り・床貼りサービス、東京からスタート!

今回、施工サービスを提供するのは、toolboxでもお問い合わせの多い人気の2商品です。

クラシックリブパネル
クラシックリブパネル
¥5,000~
光と影を愛でる板壁
無垢の一枚板を削り出し、立体的な意匠を施したウッドパネル。光を受け生み出される陰影と木のぬくもりが、空間に流れる時間を豊かにします。
イージーロックフローリング
イージーロックフローリング
¥8,000/㎡~
敷くだけのフローリング革命
はめこみ式のオークのフローリングです。ボンドも釘も使わずに施工が可能。改装不可の賃貸マンション/オフィスやDIYに最適です。

サービスの特徴

・面積に応じた施工費で明確にお見積もり
・一部屋1〜2日程度と短い施工日数で完了
・既存を壊さずに済むスムーズな施工方法

 

とにかく「気軽に」できることを考えました。
今あるフローリングや壁の仕上がりを壊さずに済む方法や、短い施工日数で仕上げられる工事手順を検討し、スムーズに施工できる体制を整えています。

まずはこの2商品からのスタートですが、今後は施工対応の商品ラインナップを少しずつ増やしていくことを目指しています。

また、施工エリアは現在、東京エリア限定ですが、今後はパートナーとなる施工会社と連携しながら、全国にも展開していきたいと考えています。

実際どうなの?スタッフ宅の壁貼りサービスをレポート!

ここからは、実際にtoolboxスタッフの自宅で行った壁貼りサービスの様子をレポートします。体験してみて感じたのは、「本当に1日でこんなに変わるんだ!」という驚きと、「以前は目に入るたびモヤモヤしていた壁が好きな仕上がりになっただけで、部屋全体の居心地が変わった!」という実感でした。

STEP1:現地調査(約30分)

まずは、どの部屋のどの壁に施工するのかを確認するための現地調査を行います。
といっても、大がかりなものではなく、30分程度のシンプルな確認作業です。

今回の施工対象はタイル状の仕上げ材が貼られたこの壁。
ここに『クラシックリブパネル』エッジ L2400 マット塗装 を貼ることに決めました。
また、デスクを左側に置く予定だったため、右下にあったコンセントの位置も左側に移設することに。

※壁貼りサービスでは、オプションでスイッチやコンセントの移設も可能です。

このタイミングで、パネルの事前カットに必要な寸法もしっかり測ります。
施工当日の作業をできるだけスムーズにするための大事な準備です。

STEP2:施工当日の朝 養生(9:00スタート)

約3週間後。商品手配とパネルの事前カットを終えて施工当日を迎えました。

朝9時ごろ、まずは養生と部材・道具の搬入からスタート。床や家具が傷つかないようにビニールカーテンや保護マットをしっかり設置していきます。

STEP3:下地を組んで貼っていきます(16:30に完了)

クラシックリブパネルを貼るための準備として「胴縁」と呼ばれる下地材を壁に取り付けます。

この作業が終わったら、クラシックリブパネルの登場。取り付けていきます。

事前にパネルをカットしていたため、作業はとてもスムーズ。

現場でのカットは、壁の端や巾木のサイズに合わせて微調整する程度で済みました。

完成!

夕方16時30分頃には施工完了。
コンセントの移設も無事に終わり、翌朝撮影したBefore/Afterの写真を見比べると…

「たった1日で、こんなに変わるなんて!」と、スタッフ自身もびっくり。

壁に表情が加わるだけで、部屋全体がぐっと引き締まりました。

before

after

部屋の居心地が良くなったことで、スタッフ曰く「この壁の前に椅子を置いて読書することも増えた」んだそうです。

読書タイムにぴったりの雰囲気。

床貼りサービスの様子もご紹介

before

after

こちらも床材を変えただけですが、空間の印象に変化が。
グレーの床から木の質感に変わるだけで、部屋全体がぐっとあたたかく感じられるようになりました。

※床貼りサービスでは材料の現場合わせが多くなるため、現場でカットすることが壁貼りよりも多く発生します。

暮らしの中に、もっと気軽な“変化”を

壁や床をちょっと変えるだけで、空間の印象は驚くほど変わります。

「この一角だけ、もう少しこうだったら」
「リノベーションしたときには見えてなかった“今の暮らし”に合わせて、少しだけ手を入れたい」

そんな気持ちに、もっと気軽に応えられるように。

toolboxの「壁貼り・床貼りサービス」は、住みながら空間を整える、リフォームの選択肢です。

暮らしの中の“ちょっとした変化”を、もっと楽しめるように。そのひとつの方法として、このサービスがそばにあればいいなと思っています。

サービス詳細と相談はこちらから

【ご注文までの流れ】
1.フォームからご連絡
ご希望のサービスについて、まずは専用フォームよりご相談ください。
※ショールームでの「スタッフ相談予約」からもご相談いただけます。

2.概算見積のご案内
内容を確認のうえ、概算の施工費・商品代をご案内します。

3.現地調査(無料)〜最終お見積のご提示
施工箇所を確認し、正確な採寸・工事内容を踏まえて最終お見積を作成します。

4.ご注文手続き(クラウドサイン)
ご同意いただいた内容で電子契約を行います。

5.ご入金の確認
請求書に記載の口座へご入金をお願いします。

6.施工
施工日当日、担当スタッフが伺い、作業を行います。

 

「壁貼りサービス」費用について
・1日あたりに施工できる面積の目安は約11㎡
・施工費は1日目8万円、2日目以降6.5万円(税込)
例:6畳の壁一面の施工(約6.3㎡ ) → 約16万円(施工費8万円+商品代8万円〜)
10畳の壁一面の施工(約8.5㎡ )→約19万円(施工費8万円+商品代11万円〜)
・オプションとしてスイッチやコンセントの移設や増設、交換も可能

「床貼りサービス」費用について
・1日あたりに施工できる面積の目安は約7㎡
・施工費は1日目8万円、2日目以降6.5万円(税込)
例:4.5畳の床一面の施工(約6.8㎡ ) → 約16万円(施工費8万円+商品代8万円〜)
8畳の床一面の施工(約12.4㎡ )→約28万円(施工費14.5万円+商品代13.5万円〜)

※施工費には交通費・養生費・諸経費が含まれます。
※施工費とは別に、使用するアイテムの商品代がかかります。
このサービスでの取扱商品は下記となります。(随時商品追加予定)
『クラシックリブパネル』の詳細はこちら
『イージーロックフローリング』の詳細はこちら

相談窓口はこちら

担当:仙波