小さな星粒の謂れ
扉に留まる黄金色の小さな星粒。これは金平糖の形をした真鍮のつまみです。
金平糖は今から450年ほど前にポルトガルから伝えられたとされている伝統のお菓子。カラフルできらきらした美しいお菓子は異国の品々の中でもひときわ人々の目を引き、愉しませていただろう事を想像します。
砂糖を少しずつまぶしながら長い時間をかけて成形されていく様から「育む」といった想いを重ねられた伝統的な金平糖。今ではお祝いの場での引き菓子になったりとおめでたい意味あいもあります。そんな小さなお菓子が砂糖の代わりに真鍮になって空間を彩ります。
金平糖のつくりかた
金平糖つまみは熟練の木彫職人が彫りだした木製の金平糖が原型になっています。
鋳造で生産され、最後はひとつひとつ手仕事で仕上げが施されます。
お菓子の金平糖のようにひとつひとつ丹精込めてつくられ、角度によって様々な表情をみせてくれます。
真鍮は経年変化によってだんだんと独特の風合いになっていく素材。砂糖をまぶす代わりに、愛着と真鍮の色を少しづつ育んでほしい金物です。
取付方法
一般的な金平糖とほぼ同じ大きさになります。操作性の軽い収納扉や家具におすすめです。
取付方法は、穴位置をマーキングしてからドリルなどで面に対して垂直に穴をあけ、形状に合わせてプラスドライバーでネジを締めてください。